出版社内容情報
母はなぜ国を離れて移民として働き、その家族は何を奪われてしまうのか。ダニエラは苦しい家計を支えるため、ルーマニアの僻村からミラノに出稼ぎに行った。子ども達の学費のために厳しいケア労働を続けるが、夫は出奔し、息子は学校でおちこぼれ、さらなる悲劇が一家を襲う……。『この村にとどまる』が日本翻訳大賞の最終候補作となった著者による、移民女性一家の哀しみを描いた感動の家族小説。
【目次】
内容説明
母はなぜ国を離れて移民となり、その家族は何を奪われるのか。苦しい家計を支えるため、ルーマニアの僻村からミラノへ出稼ぎに来た母親のダニエラは、子ども達の学費のために介護労働を続ける。だが夫は出奔し、息子は学校でおちこぼれ、悲劇が一家を襲う。地中海文化賞ブリアンツァ賞受賞作。
著者等紹介
バルツァーノ,マルコ[バルツァーノ,マルコ] [Balzano,Marco]
1978年ミラノ生まれ。2010年、『息子の息子(Il figlio del figlio)』でコッラード・アルヴァーロ新人賞を受賞。2015年、『最後に来たりし者(L’ultimo arrivato)』でカンピエッロ賞、ヴォルポーニ賞、ローマ図書館賞などを受賞。2018年に発表した『この村にとどまる』は、イタリア文学界の最高峰、ストレーガ賞の最終候補に選ばれたほか、国内外の多数の文学賞を受賞。世界35か国以上で翻訳され、トータル50万部のベストセラーとなった。各国から熱い眼差しが注がれるなか、2021年に刊行された本書は、地中海文化賞とブリアンツァ賞を受賞している
関口英子[セキグチエイコ]
埼玉県生まれ。翻訳家。『月を見つけたチャウラ ピランデッロ短篇集』で須賀敦子翻訳賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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