新潮クレスト・ブックス<br> ミケランジェロの〓

個数:

新潮クレスト・ブックス
ミケランジェロの〓

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年06月25日 05時45分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784105901912
  • NDC分類 973
  • Cコード C0397

出版社内容情報

ルネサンス随一の芸術家にして嫌われもの。その栄光と哀しみの人生。ダ・ヴィンチの才能を憎み、ラファエロの急成長を妬み、芸術を愛すると同時にあらゆる人々と衝突した男、ミケランジェロ。彼はいかにして構想を練ったのか? 日々の苦悩は? 家族やパトロン、友人、ライバルとのつながりは? イタリアの人気美術キュレーターが、その複雑なパーソナリティを、老芸術家の回顧録のごとく描いた伝記的小説。

内容説明

ルネサンス随一の天才、その奥に秘められた哀しみと孤独。圧倒的才能を誇りながら、周囲との軋轢が絶えなかった孤高の芸術家。イタリアの人気美術キュレーターが、ミケランジェロになり切って、一人称でその複雑なパーソナリティと人生を描く伝記的小説。

著者等紹介

ドラッツィオ,コスタンティーノ[ドラッツィオ,コスタンティーノ] [D’Orazio,Costantino]
1974年生まれ。美術史家、作家、現代美術のインスタレーションも手がける展覧会キュレーター。イタリア国営放送でアート番組を受け持ち、新聞や雑誌への寄稿も多い

上野真弓[ウエノマユミ]
1959年生まれ。翻訳家、文筆家。ツーリズム別府大使。成城大学文芸学部芸術学科西洋美術史専攻卒業。1984年12月よりローマ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たま

60
著者はイタリアの有名キュレーター、翻訳出版はクレストブックスの一冊とあって文学的香気に満ちた作品を予期して読み始めたが…ミケランジェロ自身が家族や依頼主との関係(おもに金銭の話)と自作をぶっきらぼうに語り、香気はナシ。身体は頑健、人付き合いは下手、石との格闘だけが情熱という人柄がそのまま伝わってきた。メディチ家や教皇らの金の使い方のずさんさ、栄華を誇るための誇大妄想的教会や墓所計画には辟易する。こういう風だったからこそルネサンス期の美術が今日なお燦然と輝いているのかもしれないが。 2024/03/19

nobi

54
ミケランジェロ24歳の時のピエタを前にした時震えるような感動があった。84歳の時のロンダニーニのピエタも見てみたい。その焔のような創造力を生涯発揮しつづけた彼を、ドラッツィオは一人称で描いていく。事実と想像を分けてもらった方がと思いつつ、当時のローマやフィレンツェ、メディチ家の晩餐、ローマの劫掠時に身を潜めた礼拝堂の地下、システィナ礼拝堂の天井画を描く大変さ、力強さと優美さとを放つダヴィデに立ち向かう姿…が目の前に。九十歳を前に「サン・ピエトロ寺院の「ピエタ」が猛烈に見たくなった」との語りもありえたかも。2024/08/29

星落秋風五丈原

30
ルネサンス期、イタリアは国としては分裂していたのに、天才画家が三人も出そろった。レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエッロ、そしてミケランジェロ・ブオナッローティ。本編の主人公である。映画『華麗なる激情』でも、権力者にも我が意を曲げない頑固なミケランジェロが描かれたが、本作もそのイメージを裏切らない。ミケランジェロの書簡や同時代の伝記をベースに書かれた小説であり、想像も加味されている。最終章以外全てミケランジェロの独白になるため、その人物像に異を唱える事が難しい。 2024/01/17

川越読書旅団

22
最後の審判、ダビデ像、サン・ピエトロのピエタ、世界的に最も知られる宗教画と彫刻を残したルネサンス期を代表するミケランジェロ。残された多くの資料と、彼が生前家族にしたためた手紙を巧みに引用し、孤高の芸術家ミケランジェロを見事に描く伝記敵小説。同時代を生きたダ・ビンチやラファエルロとの関係性なども垣間見え、非常に興味深く読了。2024/08/13

信兵衛

22
訳者の上野真弓さんが最後に「この本を読むあなたはきっとミケランジェロがすきになるだろう」と語っていますが、まさにそのとおりです。それだけの魅力を含んだ一冊です。お薦め。2024/01/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21612872
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品