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出版社内容情報
愛しい息子の誕生から、ホロコーストを生き延びた父の死までの、悲嘆と哄笑と祈りに満ちた七年。イスラエル作家の自伝的エッセイ集。
初めての息子の誕生から、ホロコーストを生き延びた父の死まで。七年の万感を綴る、自伝的エッセイ集。戦闘の続くテルアビブに生まれ、たくさんの笑いを運んできた幼い息子。常に希望に満ちあふれ、がん宣告に「理想的な状況だ」と勢い込んだ父。現代イスラエルに生きる一家に訪れた激動の日々を、深い悲嘆と類い稀なユーモア、静かな祈りを込めて綴った36篇。世界中で人気を集める掌篇作家による、家族と人生をめぐるエッセイ集。
内容説明
息子の誕生から父の死まで。七年の万感を綴ったエッセイ。“戦時下”のイスラエルに暮らす作家がやるせない思いと強靭なユーモア、そして静かな祈りを込めて綴った36篇。
目次
突然いつものことが
大きな赤ちゃん
コール・アンド・レスポンス
戦時下のぼくら
親愛を込めて(でもなく)
空中瞑想
見知らぬ同衾者
ユダヤ民族の保護者
とある夢へのレクイエム
長い目で眺める〔ほか〕
著者等紹介
ケレット,エトガル[ケレット,エトガル] [Keret,Etgar]
1967年イスラエル・テルアビブ生まれ。両親はともにホロコーストの体験者。義務兵役中に小説を書き始め、掌篇小説集『パイプライン』(1992)でデビュー。『キッシンジャーが恋しくて』(1994)で注目され、アメリカでも人気を集める。『突然ノックの音が』(2010)はフランク・オコナー国際短篇賞の最終候補となり、作品はこれまでに37か国以上で翻訳されている。絵本やグラフィック・ノベルの原作を執筆するほか、映像作家としても活躍
秋元孝文[アキモトタカフミ]
1970年青森県生まれ。甲南大学文学部英語英米文学科教授。専門はアメリカ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
buchipanda3
めしいらず
どんぐり
(C17H26O4)