Thomas Pynchon Complete Collec<br> V.〈上〉

個数:

Thomas Pynchon Complete Collec
V.〈上〉

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月26日 14時35分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 382p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784105372071
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

闇の世界史の随所に現れる謎の女、V.。その謎に取り憑かれた“探求者”ハーバート・ステンシルと、そこらはどうでもよい“木偶の坊”ベニー・プロフェインの二人は出会い、やがて運命の地へと吸い寄せられる…。V.とは誰か?いや、V.とはいったい何なのか?謎がさらなる謎を呼ぶ。手がかり多数、解釈無数、読むものすべてが暗号解読へと駆り立てられる―。天才の登場を告げた記念碑的名作、ついに新訳成る。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

110
人物を整理した図とかがあれば…。何人もの登場人物と舞台の移動に戸惑うも、船乗りだったプロフェインと、Ⅴの謎を突き止めようとするステンシルが中心のようだ。舞台は1955年から56年あたり。プロフェインは若者的な無軌道ぶりで、見栄えはよくないようだが女性にもてる。ステンシルは推定55歳。スパイだか何だか穏やかならぬことにかかわっているらしい。それぞれの周りにいる人物たちが次第に交錯してきている。そして、二人ともがかかわっていたワニやNYの下水道が気になる。一方、Ⅴについては大してわからないままだ。2015/10/10

zirou1984

59
トマス・ピンチョンの書物を読み解くのはゲームのやり込みに似ている。しかもFC時代特有の、自分でメモを取らなきゃダンジョンも踏破できないちょっと理不尽な感じ。章を経る度に湧いて出る登場人物を整理しながら進んだ先にあるものは、ダメ人間とハードボイルドと戦争と馬鹿エロと知性とパラノイアがどんちゃん騒ぎで一緒にフォークダンスを踊っているザ・闇鍋ワールドであった。阿呆だ。しかし、阿呆なまでに面白い。100人が読めば1万通りの解釈が生まれるであろう彼の作品群は、読むことの楽しさと自由がヤサイマシマシに溢れている。2015/04/29

Vakira

55
ピンチョンに嵌まり、これで5作目。短編集「スロー・ラーナー」の中の一つの作品がこの物語に繋がった。俄然うれしい。ピンチョンの物語は謎追うミステリ、探偵物語が多い様な気がする。これも一人の主人公ステンシルがV.を追う。2つの物語に2つの時代が交差する。多数の登場人物に様々なストーリーがあり、タランティーノの映画を見ている様でそれだけでも面白い。それがまた繋がってくると、パズルを組み立ているようでさらに楽しい。ピンチョンの頭の中はどうなっているんだろう?さて下巻だ~2016/07/03

扉のこちら側

55
2016年140冊め。【138-1/G1000】1955年のクリスマウ・イヴに始まる物語と、19世紀末に始まる物語の二つが交差する中で、一つの物語が見えてくる、というはずなのだけれど。「V.」の物語が浮かんでくる、はずなのだけれど。下巻へ。2016/03/03

mii22.

51
【第17回G1000必読チャレンジ】〈V.〉とは何か?まだ朧気である。はじめはジグソーパズルのピースを手探りで集めていくような感じだった。時間も場所も登場人物も入り乱れて物語は進む。現実か空想かもよくわからない面白さにストーリーなんかそっちのけで愉しんでいたらパズルのピースがピタッピタッとはまりだした。〈V.の探求者〉下水道でワニ退治。スパイ?泥棒?冒険?..。訳がとても面白いのだが原文はどんな感じなんだろうか。そしてピースが全部はめ込まれた時どんなパズルの絵が表れるのだろう。ワクワクしながら下巻へ。2016/10/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3007927
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。