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内容説明
ある者は、「天安門よりも半身不随となった妻の世話が大切」と言い切った。また、ある者はキリスト教に目覚めた。パリの似顔絵描きになった者もいる…。そして、「民主の女神」柴玲は、九年目のその日、ハーバード大学ビジネススクールの卒業式に臨んでいた。病気、中傷、虚偽、性、そして「真実」…。いま明かされる十年の起伏。流血の夜から十年。あの学生たち、知識人、労働者は、いかに生きてきたか。柴玲ら四人の波乱と悲劇を粘り強く追う、力作ノンフィクション。
目次
ある長いストーリー―蘇暁康・知識人
まだ僕は生きている―張伯笠・学生リーダー
「野獣の群れ」の中で―岳武・労働者
「民主の女神」との十年―柴玲・学生リーダー