内容説明
世界を震撼させた、危険な女たちの真実がいま初めて、明かされる。女性ジャーナリストが、闘う女たちに直撃インタビュー。
目次
第1章 ETAの女性たち「わたしたちには、失うものばかり」
第2章 金賢姫「爆弾投下だけが私の任務」
第3章 ヨルダン川西岸の女性たち「インティファーダ わが息子」
第4章 ライラ・カリド「わたしにファッションの話でもさせたいの?」
第5章 北アイルランド独立運動の女性たち「女性解放は北アイルランド独立闘争とともに勝ち取ろう!」
第6章 スザンナ・ロンコーニ「わたしは孤独な女。だから武器には特別な思い入れがあった」
第7章 ドイツの女性と暴力「彼女たちは男より優秀でなくてはならない」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
印度 洋一郎
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イギリス人ジャーナリストの著者が、世界各地のいわゆる「テロ組織」や武装勢力で活動した女性達にインタビューしたルポ。原題の「SHOOT THE WOMEN FIRST」”まず女を撃て”は、「テロリストは女性の方が好戦的で危険」と説く対テロ部隊の関係者のコメントから。スペインのバスク地方のETA、PLO、IRA、赤い旅団、バーダー・マインホフ・グループ等70年代辺りに新聞の国際面をブイブイ言わせていた組織の女性メンバー達が自身の活動について語っているが、パレスチナ人の武装闘争に対するブレの無さが際立つ。2025/09/10
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