内容説明
年上の女優ローズへの青年アレクシスの人生を狂わしてしまうような一途な恋、アレクシスの伯父ジョージ卿の落着いたムードへのローズの傾斜、二人の間に生まれた娘ジェニーのアレクシスへの幼い愛―。ローズを軸にまわるさまざまな愛の輪舞。「シャンパンに浸したペンで書いた」ような小粋なラブ・ストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あくび虫
3
素敵でした。なぜこの内容でこんな後味になるのか…不思議で堪りませんが、なんとも愛おしいです。まさしく「シャンパンにペンを浸して描いたような小説」。紙面から立ち上る甘やかな香りだけで酔えそう。装丁もかなり好き。2018/07/16
マーさん
1
ミュージカルの原作として、読んだ。性愛描写がない性愛小説です。軽くて洒落た会話が続きます。前半はわくわくしましたが、後半は、話の内容が良くわからなかった。2017/06/23
punto
1
追記。2006/10/19
Ernest
1
今度、このミュージカルを観るための予習に。「シャンパンにペンを浸して書かれたような小説」と言われるそうですが、「愛のさまざま」についての話なのに、思いの外、重くなく、下品でもない。結構詰め込んであるのに、短い。うーん。読み易くて、面白かった。あぁ、「ガルガンチュア物語」読みたいなー。アンドリュー・ロイド=ウェバーの音楽が付くとどうなるのか、今から楽しみです。2012/06/08
