ご挨拶

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 179p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163708201
  • NDC分類 159
  • Cコード C0095

出版社内容情報

毎年届く社長のご挨拶文を心待ちにするひとたちが増えてこそ、ビジネスも成功する。何を贈り、何を書くか。ひと味ちがうギフト作戦!
ボーズというスピーカーをご存じですか。オーディオマニアなら、ボーズ博士の音響理論により設計された名器901を思い浮かべるでしょう。でもひろく日本で知られているのは、80年代の空前のカフェ・バー・ブームにのって爆発的に売れた黒いコンパクト・スピーカーではないでしょうか。以来25年にわたって、日本のボーズを牽引してきた佐倉前社長は、その豪腕とともに、盆暮れの〈ご挨拶〉についてくる傑作な文章でも一部では有名な方でした。巧まざるユーモアに思わず噴き出してしまう挨拶文は、じつは氏独自のビジネス論にもとづくものだったのです。

内容説明

その季節になると、誰もがそれを読みたくて待ち受けていたという、ボーズ株式会社元社長の挨拶文二十五年分を一挙公開。抱腹絶倒、七転八倒。笑いのかげにビジネスの修羅場がのぞく!?笑撃のユーモアで魅了しろ!一度結んだ縁は二度と手放さない。ボーズ株式会社元社長・佐倉流ビジネスの基本がここにある。

目次

商売も事業も博打だ(まえがきに代えて)
1984年夏のご挨拶
1984年冬のご挨拶
1985年冬のご挨拶
1986年夏のご挨拶
1986年冬のご挨拶
1987年夏のご挨拶
1987年冬のご挨拶
1988年春のご挨拶
1988年冬のご挨拶〔ほか〕

著者等紹介

佐倉住嘉[サクラスミヨシ]
昭和11(1936)年、東京・神田生まれ。東京外国語大学スペイン語科卒業。輸出商社勤務の後、数々の貿易関係の会社を起業。その後、米国マランツ社取締役を経て、昭和53(1978)年、ボーズ社日本支社代表取締役に就任。平成20(2008)年、退任、名誉顧問に就任。その後、同社退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さく

5
手紙の時候の挨拶を探していて見つけた本。スピーカーのボーズ社日本支社社長が盆暮れの贈り物に添えた挨拶文をまとめたもの。原宿の喫茶店の話と年末の第九に招待され、居眠り防止に隣の眠りそうな客を観察する話が気に入って大笑いした。贈り物の中にはぬいぐるみがあったりしてびっくりしたし、何度も登場する「果樹園散歩」もすごく気になる。11登録しかないなんて。面白いのに。2016/09/14

あき

0
挨拶でありながらエッセイのようでもあり、受け取る方の立場が違えば訓示のようにさえ思えるこの一連の文章は、「その季節になると、誰もがそれを読みたくて待ち受けていたという」のがとてもよくわかる。結局、人を惹きつける文章というのは、人を惹きつける人間からしか生まれないということを悟った。2009/09/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/208047
  • ご注意事項