内容説明
バブルだった。あの頃のあたしは、うんと年上の愛人・将ちゃんに夢中だった―。それから王子様のようにまばゆい年下の男の子と付き合ったり、ハゲでデブの愛人と別れたり…。ある女性の9歳から33歳までの恋愛の形を切り取ったエロティックな5篇。第1回女による女のためのR‐18文学賞大賞受賞作。
著者等紹介
日向蓬[ヒナタヨモギ]
1969年生れ。2002年、「マゼンタ100」で第一回「女による女のためのR‐18文学賞」大賞を受賞。大阪で生れ、引越し12回を経て現在大阪在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tokkun1002
21
初、日向蓬さん。【女による女のためのR18文学賞受2002賞作品】デビュー作。基本一人の女性の性の物語であり連作短編集の様な形をとっている。受賞に頷くえろえろ加減でした。あたり。2013/07/18
manamuse
20
選考委員の山本文緒氏一推しの「第1回 女による女のためのR-18文学賞 大賞受賞作」鮮烈でせつないエロティシズム…感じなかった…。2020/12/19
Tai
8
女のためのR-18文学賞に輝いた作品!!私には・・・若干受け付けなかった。表紙が派手すぎて、外で読むのが恥ずかしかった。 【図】2014/03/13
REI
7
図書館本。ヘヴィなエピソード、はしたない話っぽくても、さらりと読めてしまうところが著者の才能なのだと思う。あと清々しいほどの関西弁がいいなと思った。やっぱり関西人としては親近感というか、身近な話に思えてしまうところがあるかもしれない。どれだけぶっ飛んだ内容でも。2017/07/16
Noi
4
3分の2ほど読んでギブアップしました・・女性による女性のためのR18文学賞受賞、女性の性と生を描いた作品とのことですごく期待して読んだのですが、本当につまらなかったです。性行為を描写するだけが「性」ではないと思うんです。「生」についても「この主人公頭の中空っぽなの?」と思ってしましたし・・買わなくてよかったです・・小学生の男の子と女の子のエロシーンはちょっと無理でした。文章は綺麗だから後は内容をどうにかしてほしい・・辛口レビューでごめんなさい。登場人物が生き生きしていない、無機質にも感じました。2013/05/30
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