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オキナワをうたう―登川誠仁自伝

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  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104549016
  • NDC分類 767.519
  • Cコード C0023

内容説明

21世紀にうたい続ける天才シンガーの決定的自伝。島唄の最高峰が自ら語る荒唐無稽の七十年、沖縄への愛。

目次

第1章 少年時代―母と毒ヘビだけが恐かった
第2章 米軍のピーウィ―コーラ一本、ファイブ・セン
第3章 沖縄芝居の時代―無学の少年と島のマエストロ
第4章 激動の戦後と島唄―聞け!早弾きカチャーシー
第5章 民謡ショウの六〇年代―レコードも舞台も新しく
第6章 無学と私―沖縄の音楽、ウチナーの歌、島の声
第7章 沖縄の唄者とは?―これからが私の新時代

著者等紹介

登川誠仁[ノボリカワセイジン]
1932年、兵庫県に生まれる。小さい頃から沖縄の歌と三線に惹かれ、勉学そっちのけでワンパクと沖縄音楽だけの生活を送った。戦後の沖縄芝居に学び、ソロ・シンガーとなった1950年代後半からは、伝統的沖縄歌謡の筆頭格の一人に。’76年、琉球民謡協会第一回功労賞。’89年、沖縄県指定無形文化財(琉球歌劇保持者)に認定。’98年、琉球民謡協会名誉会長。’99年、映画『ナビィの恋』に出演したことにより、全国的な人気を得る

藤田正[フジタタダシ]
1953年、富山県に生まれる。『ミュージック・マガジン』編集部員、『Bad News』編集長を経て、現在はインターネットマガジン『Beats21』の編集代表。かたくなに録音をこばんできた登川誠仁との共同作業が始まったのは『Howling Wolf』(’98年)から。以後、『ナビィの恋』のテーマ曲、『Spiritual Unity』『スタンド!』を手がける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kawa

28
我が家で沖縄気分に浸りたいときに手に取るのは登川誠仁(のぼりかわせいじん)さんのCD「スタンド!」。彼の音楽家人生の聞書き。ニックネイム・「誠小」(セイグワー)、戦中・戦後直前のウーマク(やんちゃ)ぶりが印象的。一流の業績を残す人には良くも悪くも徹底することが必要なのでしょうね。興味深くも面白く読了。(那覇・市場の古本屋ウララで購入)2023/04/20

イッセイ

8
追悼。ご冥福を祈りつつ、誠ぐわーの半生を読む。とにかく、どんどんどんどん駆けた人だった2013/03/25

kera1019

4
とにかく誠小先生が沖縄の歌と三線が大好きなのが伝わってきます。誠小先生の傍に必ずあった歌三線と酒、「三線小」と共に生きてきた半生は、落語と共に生きた志ん生師匠ともカブりました。2014/07/29

yagian

2
なんていうか、誠小、かっこいい。生きるってことはこんなことなんだ。ぜひ、CD "Howling Wolf" と合わせて読んで欲しい。2011/04/17

Yao Shi

1
とても個性的で、現在沖縄の島唄のありかたに強く影響した方だ。内容としてはまるで目の前に語っているようにいきいき(ただ編集者インタビューを標準語に直って再構成したもので、ある意味沖縄風味が減ったかも)。どんな苦難にいても前向きで微笑みを与える姿に感心。2014/03/18

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