内容説明
僕は人生で「夢」は見ない。あるのは常に「目標」で、それは絶対にクリアできるものだと思っている―松坂は何故そう言い切ることが出来るのか。春・夏の甲子園連覇を皮切りに記録にも記憶にも残る超一流の戦績をひっさげ、三顧の礼でメジャーに迎えられた“1億ドル男”の素顔が描かれたノンフィクション。
目次
第1章 レッドソックス入団発表
第2章 ポスティング開始
第3章 かけがえのない女性との出会い
第4章 守るべき「家族」
第5章 「怪物」の誕生
第6章 プロとして
第7章 国際試合を通して
第8章 未来へ
著者等紹介
吉井妙子[ヨシイタエコ]
スポーツジャーナリスト。宮城県出身。朝日新聞社に13年勤務した後、1991年からフリーとして独立。『帰らざる季節 中嶋悟F1五年目の真実』(文藝春秋)で1991年度ミズノスポーツライター賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぶんこ
17
松坂選手が無免許運転、駐車違反、身代わり出頭といった不祥事がありました。当時のいきさつが解ってみると、無責任な報道を信じて誤解していた自分が恥ずかしくなりました。柴田さんは、この時の辛かった経験から、記者が取材してきた記事を読むだけのキャスターではなく、自分から出た言葉には責任を持たなくてはと、以後、すべて自分で取材したそうです。松坂選手は、小学生の頃から「世界一のピッチャーになる」と言って、周囲に笑われていたそうですが、彼は、これを夢とは言いません。彼にとっては、夢ではなく目標だから。
てつてつ
4
今喘いでいる、かもしれないMATUSAKAにエールを贈りたい!!吉井妙子女子の 解説したい気持ちよくわかるわ~ 二人の共通の友人であった事ことに感謝。DAISUKE 日本から応援してるで~。2013/06/13