川瀬敏郎 一日一花

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川瀬敏郎 一日一花

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  • サイズ B5判/ページ数 397p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784104528028
  • NDC分類 793
  • Cコード C0076

出版社内容情報

「生者死者をとわず献花のつもりでいけてきました」。唯一無二の花人が1年間毎日いけ続け、多くの感動を呼んだブログが美しい本に。

「息ができないくらい清らかで静かでやさしくて美しいです」(40代女性)。この1年、生者死者をとわず、全ての人への献花のつもりでいけてきました――当代随一の花人が、震災後、毎日花をいけつづけ、多くの人々の感動を呼んだブログが美しい1冊に。366日分の花と言葉を収めた圧巻のカラー400ページ。いけられた山野草425種の索引・解説付き。

内容説明

震災後、毎日花をいけつづけ、多くの人の感動を呼んだブログが待望の書籍化。当代随一の花人による1年366日分の花と言葉。山野草425種の索引・解説付。

著者等紹介

川瀬敏郎[カワセトシロウ]
花人。1948年京都府生れ。幼少より池坊の花道を学ぶ。日本大学芸術学部卒業後、パリ大学へ留学。1974年に帰国後は流派に属さず、独自の創作活動を続ける。2009年、京都府文化賞功労賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃちゃ

85
花や草木をあるがままの姿で一輪挿しに投げ入れる。清楚、気品、優雅、妖艶、躍動、枯淡…。静謐な空間に崇高とさえ感じられる佇まい。野にある姿を想起させる余白の美を纏った花や草木。まるでその声を掬い取るような洗練された著者の言葉。古ガラスの細瓶に淡いピンクの椿、枝には虫喰いの葉、「三月二十日 虫喰いの葉に、春という傷つきやすい季節を思いました。」枯れて老いた花々もまたよし。そこには人為の及ばぬ自然美への畏敬の念が溢れる。366日一日一花からは自然の花や草木に寄り添いその意志を尊重する著者の哲学が伝わってくる。2018/05/17

榊原 香織

63
天才  枯れ枝を活けても美しい。 涙が出るほど美しい2021/11/26

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

60
川瀬敏郎さんによる〈花の曼陀羅〉。東日本大震災のあと、花を手にすることができなくなってしまった〈花人〉。しばしの時を置いて被災地の遅い春、花を眺める人々の笑顔にふれて、始めた〈一日一花〉。その根底には『たましひの記憶』である草木花を奉るという想いがあったそうです。一枝・一花に向き合い、何ものにもとらわれず、短い言葉を添えて、それをインターネットで配信し続けたそうです。川瀬さんの姿勢に共鳴した多くの人々が花を届けるようになり366日。〈曼陀羅〉は完成しました。シンプルに、凜とした花。心が静かになります。2014/11/16

よこたん

55
「仏は常にいませども 現ならぬぞあはれなる 人の音せぬ暁に ほのかに夢に見え給ふ(梁塵秘抄)」大好きなこのうたが、どこか高いところから、ふわりと舞い降りてくるような世界に包まれた。花草木と併せて静かなる命を掬い上げ、そっと花器に落とし込んだような密やかさ。盛りを過ぎた花には花の美しさがあり、枯れた葉虫食いの葉にも時を経てきた物語がある。一つとして同じものなどない366日の花。自由に伸びた枝葉を受け止める花器もまた古のローマ、高麗、古墳、鎌倉からの度量の深さで彩りを添える。誕生日の花は、やはり気になるもの。2017/06/07

ぶんこ

53
読メさんの素敵な感想を拝見して手に取りました。派手で豪華な生け花ではなくて、一輪挿しのような小さな花器に投げ入れられた花・枝・草が、心の奥底まで深とした何かを伝えてきます。草だけを生けるという発想がなかったのを悔やむほど素晴らしい。透明なガラスの、細長い何ということのない花瓶の美しさ。枯れたり虫食いだったり折れたりした植物にも凛とした美しさがあるのを知りました。図書館本でしたが手元に置く本にしました。読メさんに感謝です。2018/04/18

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