内容説明
高橋尚子、山口衛里、市橋有里、有森裕子、弘山晴美、浅利純子、鈴木博美…素顔の選手に迫った、気鋭のスポーツ・ドキュメント。
目次
第1章 弱い有森の強さの秘密
第2章 “駆けっこ”への情熱
第3章 血染めのシューズからの出発
第4章 「英才教育」の申し子
第5章 シューズが勝負を決める
第6章 女がマラソンを走るということ
第7章 「シンデレラ」では終わらない
第8章 二人で目指したオリンピック
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
鈴木拓
19
シドニー五輪が迫る直前に出版された一冊。シドニー五輪へ向けて走る女性ランナーたちや監督、あるいはそこまでに歴史を重ねてきた人たちのドキュメント。その後の歴史を知っているからこそ、読んでいてまた心が熱くなる。トップランナーたちのマラソンへの情熱、栄光と挫折、周囲の人たちの支え、結果のみを求める大衆など、それらが絡み合う様子が丁寧に描かれ、当時に遡ったかのような臨場感を感じた。今なお読んでよかったと思える一冊だ。2023/01/31
鈴木 千春
4
2000年までの話だからか? 著者初の単行本だからか? 私の知識の無さのせいか? (知ってる名前は、有森裕子、高橋尚子くらいか?) (有森裕子も、他の人の章らしきに出てきたりして。) シューズ職人の方の話も、どこかで知ってる内容だし😥 何を描きたかったのか? 『走り本』にはまっている相方の勧めで読んだけど、「なんだかナ~」でした。 私が『走らない人』だからか? ちなみに相方説で「スポーツで走るのはお金掛からないから」で、シューズが沢山並んでいます。 一流アスリートって随分お金がかかるんだ。(゚∀゚)2023/02/03
いけ
2
女子マラソンにかけた夢を、女性ライターが、女性としての生き方と競技者としての生き方の両面から迫って書いている。中学高校から走ってきた私だが、様々なチームの育成の中であがいていた選手の内面が垣間見られる。2019/01/12




