ながいながい骨の旅

個数:

ながいながい骨の旅

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年05月29日 01時46分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B5判/ページ数 40p/高さ 25X27cm
  • 商品コード 9784062194754
  • NDC分類 E
  • Cコード C8045

出版社内容情報

私たちの骨は、海と深い繋がりがあります。生きるための知恵と進化の歴史とを重ね合わせた、驚きと感動の科学絵本。日本子どもの本研究会「第2回作品賞」受賞、絵本学会2018年「BOOK END」が選ぶ「次世代に残したい絵本(国内絵本)」に選ばれました。

「骨の旅」をたどりなおしていくことは、私たちと、たくさんの生きものたちとのつながりを、みつけなおす旅でもあるのです。

どんなことにも「はじまり」というものがあります。「はじまり」があるから「いま」がある。「遠いところ」や、「はるかな時」のことを考えるのは、「いま」とか「ここ」とか「じぶん」とか、そういうものを知りたいからだと思ってきました。
この絵本は「科学絵本」と呼ばれる分野に入るかと思います。でも、私がほんとうに伝えたかったことは「知識」ではありません。願ったことは、「いま」「じぶん」が「ここ」にいることが、どれほどかけがえのないことなのか、それを感じてほしいということでした。人間同士だけではなく、あらゆる生き物がつながりあっている、その「つながり」に対する感覚や想像力こそが、これから最も大切なことだと思えてなりません。「骨の旅」とは、私たち自身の、そして、私たちとたくさんの生き物たちとのつながりを見つけなおす旅でもあるのです。
(著者コメント)

松田 素子[マツダ モトコ]
著・文・その他

川上 和生[カワカミ カズオ]
著・文・その他

桜木 晃彦[サクラギ アキヒコ]
監修

群馬県立自然史博物館[グンマケンリツシゼンシハクブツカン]
監修

内容説明

私たちは、体の中に海をもって生きています。私たちのとおい祖先は、海の中で生まれました。海を出て、陸上で生きるようになったいまも、私たちは故郷の海を必要としています。体の中の“骨”は、そのために大切な役割をはたしているのです。

著者等紹介

松田素子[マツダモトコ]
1955年山口県生まれ。編集者、作家。児童図書出版の偕成社に入社。雑誌「月刊MOE」の創刊メンバーとなり、同誌の編集長を務めた後、1989年に退社。その後はフリーランスとして絵本を中心に活動。多くの作家の誕生に編集者としてたちあい、詩人まど・みちおの画集なども手がけた。自然やサイエンスの分野においても、企画編集、執筆者として活動している

川上和生[カワカミカズオ]
1959年北海道生まれ。北海道デザイナー専門学院卒。デザイン会社勤務を経て、1986年からフリー。やわらかい線と温かみのある色彩で、その場の空気感まで丁寧に表現された作品世界は、子どもから大人まで幅広く親しまれている

桜木晃彦[サクラギアキヒコ]
宝塚大学教授。1954年東京都渋谷区生まれ。東京大学理学部卒、医学博士。専門は骨の3次元形態の解析。多くの大学・専門学校で美術解剖学関連の授業を担当し、楽しく分かりやすい講義・講演には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モリー

73
どこにも、そんなことは書かれていませんが、この絵本はバートンさんの『せいめいのれきし』の進化版だ!と、私は確信します。人の受精卵が母の胎内で成長する過程が、人の進化の歴史を再現していることはよく知られています。本書は、そのことの説明に留まらず、骨に着目して地球の生成から現在に至る環境の変化の証が、我々の体に丸ごと取り込まれていることを平易な語り口で伝えます。私たち生命は旅の途中なのです。地球の環境がこれからも変化しつづけます。私たち生命もその環境に変化とともに、進化を続けるのでしょう。私の世界認識も一新。2020/02/09

Yamazon2030

67
2018(20) 私たちの体を支える骨 「骨ができるまで」を地球が生まれた時からたどる、科学絵本。 地球が生まれて人類誕生までの進化を紐解きながら、骨ができるまでの過程を学べる。 「海から川へ進出した際にしっかりとした背骨ができた」 「骨をカルシウムの貯蔵庫」 「陸に上がる進化で骨はさらに発達」 「骨をは血を作る工場」 「骨や血という形で、体の中に海を持っている」 「骨は今も進化し続けてる」 大変勉強になりました。2018/05/05

さつき

58
骨を中心に生命の歴史を描いた絵本。太古の生物の絵が、優しい色合いも相まってユーモラスで可愛らしいです。血液やリンパ液を指して「私たちは、体の中に「海」をもつことで、地上で生きていくことができるのです。」というくだりが印象的です。2018/10/24

☆よいこ

48
科学絵本。骨がどうしてできたのかがわかる。本筋は読み聞かせ可。巻末に「骨をめぐるむかしむかしの大ニュース」として12の詳しい解説有り。参考資料も充実。▽大事なのは「身のまりのいろいろな物事をじっと見て、なにかに気づき、なぜだろうと考えつづけていくこと」2019/01/22

annzuhime

37
図書館本。地球誕生から海の中に細胞が出現し、骨を持つ生物が陸に上がっていく壮大なお話。海から生まれた生物は、誰だって今も体の中に海を持っている。改めて生物の誕生に奇跡を感じた。4歳の娘も興味津々で見た。さすがにきちんと理解することは難しいけど、『海ってすごい!みんな骨がたくさんある!』と純粋な感想を言ってくれました。2018/09/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11282881
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品