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内容説明
内田&山本コンビでおくる行事絵本の第2弾。前回の「十二支のおはなし」でデビューした山本氏も2冊目になってぐっと成長しました。山本氏の良さを十二分にふまえた内田氏の文章は思わず笑いがこみあげつつも、古き日本の懐かしい風景を見事に描いています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
71
子気味よいテンポでつづられる、タヌキ達のお月見の儀式。人間の育てたコメのお裾分けを勝手に持って行き、お地蔵さんへのお供えものもかすめ取り、人間の着物を着て、化粧をして、お月様に豊作のお礼をせんと、宴をひらくタヌキ達。想いは一つ。「お月さんに笑うてもらう。喜んでもらう」こと。彼らの行動は、決して褒められたものではないが、どこかユーモラス、そしてバカバカしくも壮大なスケール感が憎めない。2016/07/03
annzuhime
46
図書館本。おつきみは過ぎたけど…。3歳の三女がチョイス。たぬきたちがお月さまのためにお米やお団子を集めます。「取って行っていいの?」と不思議そうに言う三女。本当はダメだけどね。まぁ、たぬきさんだから許してあげよう。お化粧してる顔には大笑い。あれはすごい顔面だよね。2022/09/17
かおりんご
44
読み聞かせ(263)たぬきたちがお化粧したり、ちょっと色んなものをもらったりするのが、面白かったようです。低学年まで。2016/02/01
くぅ
25
これは面白い!今月一番楽しかったかも。たぬきの表情がいいし、たぬきが通ったあとの案山子やおじぞうさんの顔に息子も指をさしてニタニタ。お月様が笑った理由を知ったらこっちまで笑っちゃう。欲しいなぁ、これ。(3歳6ヶ月)2020/11/17
どら母 学校図書館を考える
23
今日も大ウケ。小3に。 でも「盗んだ物を供えられても嬉しいかな」という真っ当な意見が。あああ、何と言えばいいかなあ。 ただ楽しんでよ!2022/09/09