モナリザの微笑

斎藤 純【著】

新潮社（2000/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 248p／高さ 20cm
• 商品コード 9784104353019
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

内容説明

サザビーズにも比すべき日本初のオークションハウスのオープンを前に、謎の名画が一枚、また一枚…。虚々実々の駆け引きの末に、美の女神が微笑みかけるのは、誰なのか？人気ドラマの登場人物、メインストーリーを共有しながら、活字の上でだけ暴かれる、登場人物の隠された「過去」と、もう一つの「今」！！人気ドラマと本の空前絶後の競作が遂に実現。これは事件だ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[しーふぉ]

読んだ人少ないんですね。昔、江口洋介や、V6岡田でドラマにもなっていたんですけどね。オークション会社という、あまり馴染みのない場所が舞台です。モナリザは一枚だけではない？ルーブルのモナリザの真贋とは？

2013/06/28

[ラーメンこぼして捨てた]

学生時代にドラマ版にハマり、読んでみたものを実家で発掘し、20年越しに読破。主人公たちと同じ三十代になり、感じ方も変わっていました。　　気に入ってるけど何故かほろ苦い余暇の過ごし方や、人生や仕事で負った心の傷に悩まされたり、遠ざけて誤魔化したりしながら生きる様子に、今は共感しかない。そこをしみじみ感じるだけでも楽しめました。　　本筋のストーリーも、語り過ぎない引き算の美学で、行間を味わう感じ。続編も読みたかったなぁ…とりあえず、OPテーマと主題歌を聴き返そう。

2024/03/14