サッカーが越えた民族の壁―サラエヴォに灯る希望の光

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  • サイズ B6判/ページ数 218p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750315560
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0036

出版社内容情報

ボスニア・ヘルツェゴヴィナでは、95年の戦争終結後も、セルビア人、イスラム教徒、クロアチア人の間の対立感情が依然として残ったままである。民族間の対立感情を、まず子どもたちの中からなくしていこうと、サッカーによって民族融和を目指した活動の軌跡。

民族融和にスルーパス 広瀬佳一

 バルカン半島地図/サラエヴォマップ
 戦争が残した傷跡

第1章 帰郷、そして再会
 冬のサラエヴォに再び
 ボサンスカ・カファの香り
 雪の上に転がる
 ■コラム1 ビールとサッカーが人びとの誇り

第2章 境界線を越えたボール
 朝陽差すヴォイコヴィッチから
 雪舞うイリジャで
 忘れ得ぬ傷を負って
 アドミールがつないだ掛け橋
 ■コラム2 境界線の重み

第3章 サッカーに希望を託して
 スポーツにかける教師の思い
 優しさあふれる背中に
 子どもたちに未来を託す英雄
 ■コラム3 チェスは心を癒すとき
 ■コラム4 ボスニアの労働者たち

第4章 挑戦で得たチームの絆
 クリロコールが夕焼けに響く
 悔し涙と生まれた絆
 ■コラム5 ぼくらの代表チーム

第5章 希望の光よ輝け
 戦争と向き合ってきた親たち
 希望の光を灯して
 クリロが羽ばたいて
 ■コラム6 サラエヴォで日本を感じる
 ■コラム7 友情が乗り越えたボスニア戦争

あとがき
 ユーラシア紛争調査プロジェクト 秋野豊賞

目次

第1章 帰郷、そして再会(冬のサラエヴォに再び;ボサンスカ・カファの香り ほか)
第2章 境界線を越えたボール(朝陽差すヴォイコヴィッチから;雪舞うイリジャで ほか)
第3章 サッカーに希望を託して(スポーツにかける教師の思い;優しさあふれる背中に ほか)
第4章 挑戦で得たチームの絆(クリロコールが夕焼けに響く;悔し涙と生まれた絆)
第5章 希望の光よ輝け(戦争と向き合ってきた親たち;希望の光を灯して ほか)

著者等紹介

森田太郎[モリタタロウ]
NGOサラエヴォ・フットボール・プロジェクト代表。1977年生まれ。静岡県立大学国際関係学部在学中の99年11月に秋野豊ユーラシア基金主催の第1回秋野豊賞を受賞し、翌年サラエヴォでサッカーによる民族融和を目指す活動を始める。現在もSFPの代表としてサラエヴォの少年サッカーチーム「クリロ」を支える
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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