失われたパリの復元―バルザックの時代の街を歩く

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失われたパリの復元―バルザックの時代の街を歩く

  • 鹿島 茂【著】
  • 価格 ¥11,000(本体¥10,000)
  • 新潮社(2017/04発売)
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  • サイズ B5判/ページ数 352p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784104072026
  • NDC分類 235
  • Cコード C0022

出版社内容情報

今はなき小路や劇場、カフェなど19世紀の街並が、幻の銅版画集と古地図から立ち上がる。パリ好き必携の労作、貴重図版満載で刊行!あの特別な街を愛する人へ――「十九世紀の都」紙上旅行へのいざない。入りくんだ街路をはじめ、市場、劇場街、カフェや高級レストランなど、オスマン男爵の都市改造で破壊された街並が、幻の銅版画集と古地図からよみがえる。当時のパリを知れば、『人間喜劇』『レ・ミゼラブル』『悪の華』といった名作もよりリアルに。著者のライフワークにして比類なき一冊、カラー図版満載でついに刊行。

鹿島 茂[カシマ シゲル]

内容説明

オスマン大改造で消滅した街並みが、幻の銅版画集をもとによみがえる。著者のライフワーク、ついに刊行!『人間喜劇』『レ・ミゼラブル』『感情教育』『悪の華』…当時のパリを知れば、名作の数々がよりリアルに。パリ風景の克明な記録者マルシアルの150点を中心にカラー図版・地図多数掲載。

目次

イントロダクション(マルシアル『いにしえのパリ』との出会い;大革命前後―消滅と出現 ほか)
第1部(これより本編、マルシアル『いにしえのパリ』をひもときながら;『従妹ベット』または復讐する女の地図 ほか)
第2部(馬車パレードしよう!それからイタリアン大通りで遊ぼう;イタリアン大通りを制する者はヨーロッパを制す 絢爛豪華グルメ合戦 ほか)
第3部(浮浪児ガヴローシュの家またはバスチーユの巨象伝説;居酒屋「コラント」または偶然のバリケード ほか)
第4部(いよいよ左岸へ カルティエ・ラタンの青春食堂;続カルティエ・ラタンの青春食堂またはパリ大学早わかり ほか)

著者等紹介

鹿島茂[カシマシゲル]
1949年、横浜市生まれ。仏文学者。明治大学教授。専門は19世紀フランス文学。『職業別パリ風俗』で読売文学賞評論・伝記賞を受賞するなど数多くの受賞歴がある。膨大な古書コレクションを有し、東京都港区に書斎スタジオ「NOEMA images STUDIO」を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shintaro

60
鹿島茂の著作のなかで最も立派な本なのではないか。本作は鹿島茂が大枚をはたいてマルシアルの銅版画集『いにしえのパリ』を入手したことから始まる。オスマンの都市計画前の自然発生的都市としてのパリを余すところなく捕らえた画集、それがバルザック、ユゴー、ゾラなどと共に惜しげもなく引用されているのだ。鹿島茂のマニアックな蘊蓄が発露されており、読者は時間旅行者となって文豪とともに当時のパリを散策する。『ゴリオ爺さん』のラスト、ラスティニャックの叫びを覚えているだろうか。鹿島茂は本作によってパリとの決着をつけたのだった。2017/07/13

春ドーナツ

16
先日の午前中、ハンバーガーショップの帰りに玄関脇にA社から届いた巨大封筒が立てかけてあるのを見つけた。開封して本書(雑誌ブルータスを縦に少し長くした感じ)を両手で抱えた途端、思わず口角が上がっている。しみじみいい買い物をしたと思った。自室座読という私的に特殊に紐解いていく(寝ころびと外出先は併読でエッセイ集)。土地勘のようなものを得るために、何度も何度も地図を見返す(骨の髄まで堪能するためには必要だと思う)。パリに疎いので点が線になる味わいの数々は一入である。これはねえ、バルザックを再読したくなりますね。2022/12/17

takao

3
☆19世紀中頃、ナポレオン三世がパリ大改造を実施、別の都市に。2017/06/03

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