不思議な時計

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104066179
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

第51回泉鏡花文学賞受賞の『水 本の小説』に続く著者独自の連作小説。記憶の森を探り行き、本との出会いを綴る。深まる謎を追い、魅惑の創作世界へ――映画、詩歌、演劇、父との思い出。萩原朔太郎『猫町』とジャン・コクトー、江戸川乱歩「パノラマ島奇談」と美術館のパノラマ。塚本邦雄生誕百年、シェークスピア劇での松たか子、大竹しのぶの慧眼……はるかな異界へ連れ出される9篇。

内容説明

映画、演劇、父との記憶―魅惑の創作世界の謎を探り行く。本との出会いを人生の時間と重ねて綴る9篇の連作小説集。泉鏡花文学賞受賞作『水 本の小説』に続く独自の“ものがたり”

著者等紹介

北村薫[キタムラカオル]
1949年埼玉県生まれ。早稲田大学ではミステリクラブに所属。89年、「覆面作家」として『空飛ぶ馬』でデビュー。91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞を受賞。小説に『ニッポン硬貨の謎』(本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞)『鷺と雪』(直木三十五賞受賞)『水 本の小説』(泉鏡花文学賞受賞)などがある。読書家として知られ、評論やエッセイ、アンソロジー、創作や編集についての著書もある。2016年日本ミステリー文学大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

184
北村 薫は、新作中心に読んでいる作家です。「本の小説」シリーズ第二弾、私小説とエッセイの中間のような不思議な味わいの連作短編集でした。萩原朔太郎と江戸川乱歩に交流があったとは思いませんでした。 https://www.shinchosha.co.jp/book/406617/2024/04/14

KAZOO

119
北村さんの本はほとんど読んできていて、これも「水」に続くもので小説と帯には書いてありますが、文学評論とは言わないまでも文学に関するエッセイ集だという気がしました。最初は「猟奇島」というDVDに関するものから、様々な文学などについての話に発展していきます。結構映画などについての話も多く永が好きな私も興味をそそられる個所がいくつかありました。2024/10/25

tamami

63
以前読んだ作者の『水 本の小説』が面白く、二匹目の泥鰌と手にしたが、期待に違わぬ感興を味わう。『猟奇島』収録のDVDの謎解きから始まる本・文学・演劇etc.への出会いと記憶を辿る旅。偶然と必然が絡まり合い、いくつものストーリーが円環を描いて、祖父母・父母の世代の創作者たちが造り出した不思議な世界を垣間見せてくれる。折口信夫、萩原朔太郎、丸谷才一・・・、名だたる文人墨客が数多登場し、彼らの文業を紐解いてゆく楽しみも味わえそうである。それにしても、金沢にあるという収蔵書200万点の図書館には行ってみたいもの。2024/10/24

けぴ

39
萩原朔太郎にまつわる逸話をエッセイ風の語り口で繋ぐ連作小説?北村さんの深い博識と経験を感じました。萩原朔太郎作品は未読なので一度読んでみたい。2024/11/10

rosetta

34
どう見てもエッセイにしか思えないのだが、このタイトルにはどういう意味が込められているのだろうか?相変わらず本を中心にした色んな知識のワンダーランドで読んでいてワクワクする。どこが話の芯ということは無いけど萩原朔太郎を巡る話が印象に残った。北村センセって自分と一回りちょっと違うけど中高生の時から無茶苦茶重症な書籍中毒だったんだね〜。本は読まなくても持っているだけで意味がある、って十分なスペースが用意できる人にだけ許される贅沢(笑)。更に北村センセ以上の博覧狂気な趣味人には脱帽を通り越して恐怖さえ感じるわ(笑2024/05/24

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