出版社内容情報
空襲を記録する写真が大量に発見された! 木村伊兵衛率いる写真家集団「東方社」のカメラが捉えた、米軍の無差別爆撃を証す写真集。
戦後67年、誰の目にも触れることのなかった大量の空襲写真が発見された! 「今は無視されても、50年後、100年後に評価される写真を撮ろう」――木村伊兵衛率いる陸軍の宣伝機関「東方社」の写真家たちが、自らの良心と使命感に迫られて撮影し、今日まで発表されることのなかった大量の写真群。学校や神社、病院まで含めた、被爆直後の無残な市街地の様子を記録した、米軍の無差別爆撃の実態を証す写真集。
内容説明
「今は無視されても50年後、100年後に評価される写真を」陸軍の宣伝機関「東方社」の写真家達が、写真部長・木村伊兵衛の呼びかけに応え、自らの良心と使命感に駆られ撮影した生々しい東京の惨状。戦後67年の封印を解き、米軍の無差別爆撃の実態を証す。
目次
昭和一九年(一九四四)一一月二四日 東京をB29が初めて襲った日―荏原区の民家、工場
昭和一九年(一九四四)一一月二七日 懸命のバケツリレー―原宿駅前の民家、海軍館、東郷神社
昭和一九年(一九四四)一二月三~四日 徹夜の鉄道復旧作業―荻窪陸橋(天沼陸橋)
昭和一九年(一九四四)一二月三日 無差別攻撃の脅威―高井戸第四国民学校
昭和二〇年(一九四五)一月二七日 皇都炎上―銀座界隈
昭和二〇年(一九四五)一月二七日 アメリカ軍機墜落―千葉県酒々井町
昭和二〇年(一九四五)一月二八日 大学も病院も神社も―日本医科大学、根津神社
昭和二〇年(一九四五)四月二日 山里を震撼させた墜落機―西多摩郡吉野村柚木
昭和二〇年(一九四五)四月一三~一四日 ジャンヌ・ダルク像の遺影―雙葉高等女学校、上智大学
昭和二〇年(一九四五)五~六月 焼け跡に生きる―麹町区九段~神田区須田町〔ほか〕
著者等紹介
山辺昌彦[ヤマベマサヒコ]
東京大空襲・戦災資料センター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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戦争を忘れないの本棚
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