猫の刻参り―三島屋変調百物語拾之続

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猫の刻参り―三島屋変調百物語拾之続

  • 宮部 みゆき【著】
  • 価格 ¥2,530(本体¥2,300)
  • 新潮社(2025/02発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 640p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103750161
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

化け猫、河童、そして山姥――狂気に塗れた苦界を生き抜く女と、化生の者どもが織りなす怪奇譚。江戸は神田三島町にある三島屋の次男坊富次郎は、変わり百物語の二代目聞き手。飼い主の恨みを晴らす化け猫、命懸けで悪党壊滅に挑む河童、懺悔を泣き叫ぶ山姥が登場する客人の身の上話を聞いている。一方、兄・伊一郎の秘密の恋人が出奔。伊一郎の縁談を巡って、三島屋は大騒動に巻き込まれてしまう……。

内容説明

江戸は三島屋の次男坊富次郎は、変わり百物語の二代目聞き手。飼い主の恨みを晴らす化け猫、悪党壊滅に挑む河童、懺悔を泣き叫ぶ山姥が登場する数奇な身の上話を聞き捨て、一話ごとに墨絵にしている。一方、兄・伊一郎の縁談を巡って、三島屋は大騒動に巻き込まれてしまう…。狂気に塗れた苦界を生き抜く女と、化生の者どもが織りなす怪奇譚。

著者等紹介

宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960年、東京生れ。87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。89年『魔術はささやく』で日本推理サスペンス大賞を受賞。92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞を受賞。93年『火車』で山本周五郎賞を受賞。97年『蒲生邸事件』で日本SF大賞を受賞。99年には『理由』で直木賞を受賞。2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞、02年には司馬遼太郎賞、芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)を受賞。07年『名もなき海』で吉川英治文学賞を受賞。22年、菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

231
宮部 みゆきは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。三島屋変調百物語シリーズも読み続けて拾作目となりました。本巻は、化け物の巻、中編3話+短編1話、百話までは、まだまだ遠い道程です。オススメは、表題作『猫の刻参り』です。こよりの装幀&装画もGOODでした。 https://www.shinchosha.co.jp/book/375016/ 2025/03/27

いつでも母さん

143
待ち焦がれて第十弾!はぁ。なんてこったいと言ってしまう。そこに辿り着くまで、今回の三話それぞれが凄くって宮部さん流石だなぁと感じ入ってしまった。だけど・・そこで終わらないのも宮部さんな訳で・・くぅ。ぞわっとさせて、ほろっとさせて、挿絵も好くて、次が気になって、この胸のモヤモヤをどうしてくれよう・・2025/04/05

ちょろこ

135
濃かった一冊。語りはもちろん、三島屋を取り巻く事情も闇も濃かった。聞き手と絵師修行に邁進する富次郎を見守る三島屋のおとっつぁんの温かい眼差しの好スタートから妖怪と人間の心の絡み合いに包まれた黒白の間へ。相変わらず聞き上手の富次郎に、語り手の舌は滑らかに、読み手の心は温かい気持ちになれるのがいい。猫と女性の古来から忌みの縁を可愛さから怪奇へ仕立てた表題作といい三話どれも最後はホロリ。そしてこれからという時にどうして…。富次郎の性格ゆえの取り引きと覚悟にぞわぞわ感と涙が止まらない。やっぱり容赦ない、宮部さん。2025/03/05

itica

78
読み応え十分。凄味があった。命を賭して人を守る泣かされる話でもあった。三話まで読んで魂を吸い取られたように弛緩しているところに、最後の三島屋の一大事が大きくのしかかってきた。三島屋さん、善い人ばかりなのに、なぜこんなひどい仕打ちを?と恨めしく思う。富次郎は大丈夫なのか。胸のざわつきが収まらない。 2025/03/26

猫ぴょん

72
ぐわっ😱 3話のお話しを読み終わってエピローグの途中、思わず🐸のような声を出しバタリと本を閉じた😱 いや黒雲はモクモクわいてたよ。 剣呑な雰囲気はあったよ。 だからってさ😭予想を超える(以下自粛) 深呼吸して再び頁を開く我。 どーすんのさーーー小旦那ぁぁぁ!!! はあ(盛大なため息) 1話目の表題作「猫の刻参り」で胸が痛くなり、 2話目の河童でもっと胸が痛くなり、 3話目の山姥でホッとしてからのー!!! 津波のような試練が来た。 次回作を読むのが怖い。 しかし読みたいが勝る。 ぐわー2025/02/24

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