ふりむけば下町があった

ふりむけば下町があった

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 18X12cm
  • 商品コード 9784103711018
  • NDC分類 914.6

内容説明

行ったこともないのに、なつかしい。湯島浅草向島…歩いて探した二十八の風景。枝川公一の街歩きエッセイ。

目次

最後のセルロイド職人の掌のなかのキューピー 葛飾区四つ木
同潤会アパート在住、81歳のタクシー運転手 江東区白河
映画館「東京倶楽部」はかならず9時終映、の不思議 台東区浅草
ジャズ喫茶で、カウント・ベイシー1周忌に遭遇した日 江東区門前仲町
美容院3姉妹とお寺の若奥さんのネコものがたり 荒川区日暮里
「江川くん」らは、廃屋に住みブンガブンガ 中央区箱崎
元赤線の街に朝を告げる南無妙法蓮華経と法華太鼓 墨田区玉の井
「山谷ピンク映画解放区」の見果てぬ夢 荒川区南千住
のこぎり目立職人の息子と「欲望という名の電車」 葛飾区水元
寺山修司を継ぐ異装の集団を迎えた蝉時雨 江東区森下〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

wei xian tiang

1
玉の井生まれの著者が、主に下谷以東の下町に暮らす様々な人生を聞き取った味わい深い連載記事。23区内と言っても四つ木あたりでも、藁葺き屋根と田圃に混じってちらほら工場(こうば)の見える程度だったというのはそんなに昔のことではない。2019/02/11

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