熱き血の誇り

熱き血の誇り

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  • サイズ B6判/ページ数 489p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103649038
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

「医療ミス?まさか…」製薬会社の秘書室員・寺町麻矢が見たのは、白濁した内臓がさらけ出された解剖写真だった。友人のカメラマン秋野のぶ代と一緒に、会社の秘密を探りはじめる麻矢。一方、スペインではフラメンコ歌手が殺し屋に追われて…。複数の謎が一本の線で結ばれたとき、過去の封印は解かれ、奇跡が起きる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ranako

1
とても良かった。 この作家さんの作品で百舌シリーズがある。これがドラマ化されたときに 吉田鋼太郎さんの役がものすごい狂気にあふれていて怖くて怖くてたまらなくて(笑い)それでも全部見たけれど。 絶対活字では読めない、これは男性が読むものだと思って、遠ざけていたのだけど、、熱き血の誇り は素晴らしかった。映像にするとやはり恐ろしい情景が浮かぶけれど。 幻の池に象徴された血のつながりが最後に明かれる。 当人たちが知らない血のつながり、いつかは納得できる形で知らされるといいなと思う終わり方だった 2021/11/24

korota

0
312009/04/18

calaf

0
白い血液...医療ミス???2005/08/29

鬼山とんぼ

0
力作である。本人が入れ込んでいるフラメンコの世界と北朝鮮関連の核・拉致問題を上手に絡めている。しかしただでさえメインの登場人物が常人離れした好奇心や行動力の持ち主ばかりであるところに、暴力団やカルト系宗教団体まで登場してくると、ちょっと現実離れし過ぎではないかい、と茶々を入れたくなってしまう。逢坂さんは元々宣伝業界が長く、連載の話を持ってきた静岡新聞の顔を立てようとサービス精神を発揮しすぎたようにも感じる。でもモデルとなったホテルやレストランは誰でも知っており、連載当時の読者には十分受けたのではと思う。2018/06/06

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