過越しの祭

過越しの祭

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  • サイズ B6判/ページ数 170p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103597018
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

空猫

34
【第94回芥川賞】`85年の作品。こんなに古臭いことに、まず驚く(作者が戦前生まれだから?)。米国人と結婚した女性が主人公。息子は2人で次男は脳障害を持つ。彼を施設に入れた時と、置いてNYに旅行した時の話で、エッセイみたい。2週間離れただけで客のようになった息子と、家族の揺れ動く心象風景「遠来の客」。受賞作「過越しの夜」とはユダヤ教のお祭り。「自由の国アメリカ」を夢見て渡米したはずが、小姑に気の利かない夫、障害者に冷たい社会、、何処もそんなに変わらない人間模様だった。関西弁で読みやすいが密度は濃い。2023/07/06

Taito Alkara

5
アメリカに移住した女性の話。ノンフィクション、なのかな。2017/02/18

司書見習い

2
ロサンゼルスでユダヤ教徒の夫と二人の息子とともに暮らす、大阪出身の画家の女性の話(私小説?)。第一部は末の息子を障害児用施設に預ける話。第二部は夫の実家でユダヤの宗教儀式へ参加する話。夫は癇癪持ちで、末の息子は重度の知的障害持ちで苦労してる様子。ただ、本人もかなり喧嘩腰なうえ頑ななので、そこまで同情心は湧かない。ちなみに、著者の旦那さんは2018年に死去。2019/10/22

Ren

2
No Imageが勿体ないくらい装丁が素敵。ハードカバーの装丁は1980年・90年のものに好きなのが多いです!2013/07/28

OMO

1
面白さ:○   興味:○   読みやすさ:○   新鮮さ:○   文学的云々:△2022/11/06

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