出版社内容情報
唯一無二の主人公、膳所から京都へ! 令和最強の青春小説シリーズ堂々完結! 高校を卒業し、晴れて京大生となった成瀬あかり。一世一代の恋に破れた同級生、達磨研究会なるサークル、簿記YouTuber……。新たな仲間たちと出会った成瀬の次なる目標は〝京都を極める〟! 一方、東京の大学へ進学した島崎みゆきのもとには成瀬から突然ある知らせが……? 最高の主人公に訪れる、究極のハッピーエンドを見届けよ!
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
279
成瀬あかりシリーズ第3弾。最終巻。6話連作短編。京大に入学しての凡そ一年間。確かに都を駆け抜けて行きました。疾風の如しです。新しい仲間と巡り合い、又は想い出に浸り。その想い出なんかは、既に儂とも共有している事なので、一緒に懐かしんでしまいますね。たとえそれが初出の話であったとしても。色々面白楽しいエピソードや小技の話などがありましたから、話したいのは山々なのですが、本作はこれから読むのを楽しみにしている人も多そうなので、ここで細かに触れるのは控えておきますね。これでラストなのは寂しいけど、良い締めでした。2025/11/30
ばう
69
★4 まさか成瀬を読んで涙するとは。成瀬は唯一無二の存在。私が思うに彼女はキリストか仏陀のような人だ。決して否定せず全て受け止めてくれ「周りを明るく照らす子に」という願いを込めて名付けられた通りに生きている。一家に1人、一職場に1人、成瀬がいたら世の中はもっとスムーズになるのでは?起きなくて良い事件は起きず、平和な毎日が増えるような気がする。最終話で島崎が「周りを照らし続ける成瀬は誰に照らされるんだろう」と心配するけれど成瀬が照らした人達みんなが成瀬を照らしている気がする。ずっと続いて欲しいシリーズです。2025/12/01
さぜん
40
成瀬シリーズ完結編。とはいえまだ彼女の快進撃は続くだろう。京大生になり、新しい環境に身を置いても何も変わらない成瀬あかり。そんな成瀬の魅力に引き寄せられる面々とのやりとりが何とも微笑ましく明るい。「そういう子なので」は母の娘への思いや愛が感じられた。成長の過程で不安に思うこともあっただろうに、母は娘を信じ見守ってきた。それが彼女の核となったのだろう。地元ネタは盛り上がれなかったがそれもまたこのシリーズの良さだった。#NetGalley2025/11/30
Shoji
32
シリーズ第三作め、今回も安定の面白さでした。成瀬の規格外のキャラに惹きつけられた。残念なことに、本の帯に「シリーズ堂々完結」と書かれていました。成瀬とはもう会えなくなりますが、彼女からたくさんのことを学びました。好奇心を持つこと、行動すること、他者をリスペクトする姿勢、などなど、成瀬には感謝です。またいつの日かどこかで、成瀬に出会いたいです。2025/12/01
shio
26
感無量で言葉が出ない…!!成瀬、ありがとう。揺るぎない心を持つ人が、優しくて強いんだと教えてくれた。君なら本当に200年後も全力で突っ走っていける。「このまちには成瀬がいる」なんて心強い響きだろう。私の心にも、いつも成瀬を。京大生になった成瀬のキャンパスライフにまさかの○リミンの作品😍最強で最高!!京大といえばもはや○リミン無しで語れない。新登場キャラもクセ強でいい感じ😆ぼきののか強烈!それでもやっぱり島崎との友情、西浦との恋の行方に胸が熱くなる。いつかまた、大人になった成瀬に出会えますように🙏✨2025/10/21
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