出版社内容情報
「最後の証人」が語る戦後日本の内幕。NHKスペシャル、待望の書籍化! 1945年、19歳で学徒出陣により徴兵され、戦争と軍隊を嫌悪した渡辺。政治記者となって目にしたのは、嫉妬が渦巻き、カネが飛び交う永田町政治の現実だった――。「総理大臣禅譲密約書」の真相、日韓国交正常化交渉と沖縄返還の裏側、歴代総理大臣の素顔。戦後日本が生んだ稀代のリアリストが、縦横無尽に語り尽くす。
内容説明
1945年、19歳で学徒出陣により徴兵され、戦争と軍隊を嫌悪した渡辺。政治記者となって目にしたのは、嫉妬が渦巻き、カネが飛び交う永田町政治の現実だった―。「総理大臣禅譲密約書」の真相、日韓国交正常化交渉と「極秘合意メモ」スクープ、沖縄返還の裏側、歴代総理の素顔。戦後日本が生んだ稀代のリアリストが、縦横無尽に語り尽くす。
目次
戦後政治“最後の証人”―永田町を睥睨する主筆室
敗戦―原点となった戦争体験
共産党活動―学んだ権力掌握術
新聞記者と“運命の山”―命を賭した武装組織の取材
永田町の現実―せめぎ合う保守勢力
岸信介と安保改定―民意を得られなかった“戦前性”
密約と裏切り―政治家たちの権謀術数
盟友・中曽根康弘―“二人三脚”で目指した総理の座
日韓国交正常化交渉―取材者か、当事者か
沖縄返還―問われたジャーナリズムの姿
田中角栄―知られざる戦争体験と、その虚実
中曽根政権―戦場体験と現実主義
喪失されゆく“共通基盤”
著者等紹介
安井浩一郎[ヤスイコウイチロウ]
NHK報道局政経・国際番組部政治番組チーフ・プロデューサー。1980年埼玉県生まれ。2004年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、NHK入局。仙台局報道番組、報道局政治番組、報道局社会番組部、放送総局大型企画開発センターのディレクターを経て、2020年より現所属。戦後史や政治分野を中心に、主にNHKスペシャルなどの報道番組を制作。2022年度の拓殖大学客員教授も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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史
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つじー