工藤會事件

個数:

工藤會事件

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年07月22日 05時58分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784103546818
  • NDC分類 368.5
  • Cコード C0095

出版社内容情報

警察と検察が、指定暴力団・工藤會に挑んだ史上最大の「頂上作戦」の全貌――。「必ずトップを逮捕せよ!」――一般人への攻撃を繰り返す組織犯罪集団を、当局はいかに攻略したのか? 警察庁と法務省・検察庁が強力なタッグを組み、「血の掟」で支配された指定暴力団・工藤會に対して展開された、前例のないオペレーションの全貌と、失敗から始まった紆余曲折の舞台裏を、豊富な資料と当事者の生証言で描く。

内容説明

「必ずトップを逮捕せよ!」一般人への攻撃を繰り返す組織犯罪集団を、当局はいかに攻略したのか?警察庁と法務省・検察庁が強力なタッグを組み、「血の掟」で支配された指定暴力団・工藤會に対して展開された、前例のないオペレーションの全貌と、失敗から始まった紆余曲折の舞台裏を、豊富な資料と当事者の生証言で描く!!

目次

第1章 工藤會トップらが罪に問われた事件
第2章 「無法地帯」
第3章 動き出す福岡県警・福岡地検
第4章 ターニングポイント
第5章 トップを逮捕!
第6章 捜査のはらわた
第7章 検察=警察のてこ入れブースター
第8章 綱渡りの捜査が暴いたみかじめビジネスの実態
第9章 法廷での激闘
第10章 工藤會対策の成果と課題

著者等紹介

村山治[ムラヤマオサム]
1950年徳島県生まれ。73年に早稲田大学政治経済学部を卒業し毎日新聞社入社。88年、東京社会部記者として「薬害エイズキャンペーン」を手掛け、89年の新聞協会賞を受賞した連載企画「政治家とカネ」取材班。91年に朝日新聞社入社。東京社会部記者として金丸事件、ゼネコン汚職事件、大蔵省接待汚職事件などの大型経済事件報道に携わる。2017年からフリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かずぼう

34
良書。綿密な取材、警察と工藤會どちら寄りにもならないバランス感覚。警察検察官の覚悟が凄い。警察にも牙を剥く工藤會。本人だけでなくその家族にも危険が及ぶ、そのため工藤會絡みの事件から外して欲しいと訴えた警官も。元警部襲撃事件での工藤會側弁護士の主張「元警官を襲ったら警察の締付けがキツくなる事は分かりきっている、そんな指示をトップがするはずがない」裁判所の見解「襲えば警察の締付けが厳しくなることはわかりきっている、そんな組織の存続に関わる様な事をトップに無断で起こすことは到底考えがたい」裁判所の主張に納得。2022/09/07

ジャズクラ本

17
工藤會の総裁野村・会長田上の逮捕並びに地裁判決までを追ったルポルタージュ。取材は仔細にまで及んでいて情報量も豊富。また、殊更に読者を感動させようとか、引き込もうとする魂胆がなくて好感が持てる。工藤會の顛末が知りたければ本書があれば充分といった感じ。誤解を畏れずに言えば、山口組の田岡元組長と工藤會の野村総裁では、器の大きさと言おうか、格のようなものが格段に違う。やっていたことの善し悪しは別として。。極道も外道に成り下がった。今後の福岡高裁でどうなるか。注目していきたい。2022/09/23

あきひと

8
市民への銃撃事件が度々報道され、北九州は怖いから近づかないなどと思いながら、2013年前後に何度も出張訪問し、小倉で飲んで騒いだ良い街。 その北九州の工藤会トップ2人の摘発に向けて、警察・検事・被害者家族らが報復に怯えながら命を張ったことが分かる。2021年の一審で極刑と無期懲役判決となって一段落という所ですが、具体的な指示命令の証拠はないまま、状況証拠による「推認」での判決でした。あとがきには、工藤会後の新たな街作り活動も紹介されていて、是非反社会勢力の撲滅を果たして欲しいです。2023/05/21

みじんこ

8
様々な事件と時代背景、利権構造、警察と検察の考え方の相違などが広く取り上げられていて、全体を理解するのに役立つ。漁協組合長、字面から受けるイメージとは異なるようだ。共謀共同正犯という言葉を初めて知り、これを成立させるためにいかに証言等を引き出し積み上げたのかは非常に読ませる。警察が市民、被害者やひいては捜査に協力する組関係者までをしっかり守ることなくしては信頼も解決も得られなかったのは間違いなく、被害拡大を招いたのは工藤會とその他の暴力団対策を一緒に考えてしまったがゆえの失敗であるとの見方に同意する。2022/08/21

チェアー

7
文章は読みにくい。 暴排運動の難しさ。単に暴力団から人権や権利をむしり取ることでいいのか。温情をかけるということではないが、枠から外れた人の行き場所がない。抱樸のような取り組みはまだほんの一握りだ。受け皿をどう作るか。そもそも暴力団はなぜ社会で受け入れられてきたのかを考えないといけない。 工藤會と北九州市の関係では、そのことは先鋭的に問われるだろう。 2022/09/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19806024
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品