風の生涯〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 325p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103407102
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

自分の理想と共産党の現実に悩み、離党した重也は、党からの激しい批判を受けながらも、地下に潜って文学活動を続けていた。地下活動の最中、ひょんなことから友人と共に再生紙工業を起こし、実業の世界へ進出。再生紙工業が成功し、企業が大きくなるにつれ、重也は自分の中の文学者としての顔と、ビジネスマンとしての顔の間にジレンマを感じ始める。そんな悩みをよそに、重也はラジオ局、テレビ局、新聞社の社長を歴任、史上空前の規模の巨大なマスメディア帝国を築いていくのだった―。マスメディア帝国はいかに構築されたか?波乱の生涯を描く大河小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kawa

31
既読のフジ・サンケイグループの初代議長・鹿内信隆氏を描く中川 一徳著「メデイアの支配者」つながりでの本書。グループ創立者の水野茂夫氏に材を取る作品。下巻は戦中の獄中からの共産党脱退宣言から文学者としての翻訳活動、そして戦後の財界人としての活躍から晩年までを描く。戦後の風潮として共産党転向者が実業界から重宝された様子が興味深い。また鹿内氏との確執から徐々に巨大マスコミ・グループの実権が氏に乗っ取られていく様も面白く、ここから「メデイアの支配者」にストーリーが引き継がれ鹿内王国が誕生することになる。2025/12/01

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