翠雨の人

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103362159
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

私はあきらめない。科学が導いてくれるたったひとつの真実を見つけるまで――。
「雨は、なぜ降るのだろう」。少女時代に雨の原理に素朴な疑問を抱いて、戦前、女性が理系の教育を受ける機会に恵まれない時代から、科学の道を志した猿橋勝子。戦後、アメリカのビキニ水爆実験で降った「死の灰」による放射能汚染の測定にたずさわり、後年、核実験の抑止に影響を与える研究成果をあげた。その生涯にわたる科学への情熱をよみがえらせる長篇小説。

内容説明

科学の目的、それは人類を幸せにすること。「なぜ雨は降るのだろう」。少女時代、素朴な疑問を抱いたことから理系の道を歩んだ猿橋勝子。戦時下で科学と戦争の関係を問い続けた勝子は、戦後、ビキニ水爆実験による放射能汚染の実態究明に打ち込んでいく―。『藍を継ぐ海』『宙わたる教室』の著者が、構想10年、満を持して描く!直木賞受賞第一作。渾身の長篇小説。

著者等紹介

伊与原新[イヨハラシン]
1972年、大阪生れ。神戸大学理学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科で地球惑星科学を専攻し、博士課程修了。2010年、『お台場アイランドベイビー』で横溝正史ミステリ大賞を受賞。2019年、『月まで三キロ』で新田次郎文学賞、静岡書店大賞、未来屋小説大賞を受賞。2024年、『宙わたる教室』が第70回青少年読書感想文全国コンクール課題図書(高等学校の部)に選出、NHKでドラマ化され話題となる。2025年、『藍を継ぐ海』で第172回直木三十五賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

382
科学に絡むミステリや人情ドラマを描いてきた著者が、初めて手掛けた実在人物の評伝小説。地球化学者として有名な猿橋勝子が男性優位社会の学界で理解者に恵まれ、独自の分析法を考案するなど実力を認められ女性科学者の先駆として活躍するまでを描く。吉岡彌生に小馬鹿にされた怒りから科学者を志し、日本女性の代表として海外で核実験禁止を訴え、ビキニ水爆実験による放射能汚染検出を巡り勝子を下に見るアメリカの研究者をやり込めるなど決して諦めない強さが痛快だ。NHKの朝ドラの素材になりそうだけど、政治的な話が多いので無理だろうな。2025/08/23

名古屋ケムンパス

339
猿橋賞の名前は知っていましたが、こんな立派で誠実で実徳のある女性科学者に因んだ顕彰制度だとは知りませんでした。東日本大震災でセシウム137という自然界には存在しない放射性物質があることを思い知らされましたが、第五福竜丸の被爆を切っ掛けに、放射性物質の濃度測定法を独自に開発し、地道にその精度を高めていった女性技官がいたとは想像もしていませんでした。米国の分析機関との精度競争に単身で乗り込み、見事に勝利した功績が核実験を押し止める成果に繋がった功績の大きさに驚きと称賛を禁じえません。2025/10/02

tamami

329
直木賞作家、伊予原新さんの最新作。新潮社のPR誌「波」に長く連載されていたもの。猿橋勝子さんについての人となりや生涯を、本作で初めて知ることができました。女性科学者として、戦中から戦後にかけて、日本に彼女のような先達がいたことに、心から大きな感動を受けました。史実を基にしたフィクションとのことであるが、的確な描写に彩られた文章は大変読みやすく、郷里の諏訪の情景も出てきて親しみを覚えました。歴史の大きな流れにあって、多くの思惑が交錯する中、無心に試料に向き合う行為の中に科学がある、という言葉が印象に残った。2025/08/13

ベラ・ルゴシ

294
早朝の人気ラジオ番組でインタビューを聞いて興味があって読みました。出だしは医師志望だったのには驚き、P20で早くも涙腺崩壊。科学者が軍に積極的に貢献した理由が優秀な若手研究者を生還させるためだったのは恐れ入った。戦後労組が強かった時代に研究の足を引っ張ったのは残念だ。クライマックスの米帝との決戦、道場破りは表現できない程圧巻だった。ベスト著書 「翠雨の人著者インタビュー伊与原新」文化放送おはよう寺ちゃん https://youtu.be/e_ESEcTYVuI?si=cNzu2DW4f0bEMzIY2025/12/27

tetsubun1000mg

275
冒頭に小学校時代のエピソードが有ったので、「猿橋賞」を創立した方の物語だと気が付いた。 新聞に顕著な功績をあげた女性研究者に付与される賞だと紹介記事が有ったので気になっていた。 戦前の時代に女性で理系に進む学生は少なかったと思われるが、親と兄弟の理解により医学専門学校ではなく理学専門の新設校を選ぶのが人生の岐路だったのでしょう。 筆者が地球物理学専攻だったので、猿橋氏への情報は有ったのでしょうが、巻末の参考文献が50冊くらいの著作や英語の論文があったのも驚きでした。 ものすごい量の下調べがあったのですね。2025/10/09

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