原発メルトダウンへの道―原子力政策研究会100時間の証言

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  • サイズ B6判/ページ数 396p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103340911
  • NDC分類 539.091
  • Cコード C0095

出版社内容情報

官僚、学者、電力会社の重鎮など「原子力ムラ」の住人による極秘会合「原子力反省会」。その記録や新証言から原発事故の本質を探る。

「安全神話」はいかにして誕生したのか? 福島原発事故への道程を検証する。日本の原子力発電を支えてきた官僚、政治家、研究者、電力会社やメーカーの重鎮など「原子力ムラ」と呼ばれる人々は、原子力政策を振り返り、「原子力反省会」ともいえる極秘会合を開いてきた。その録音テープや新証言から、原発事故の本質を探る。2012年科学ジャーナリスト大賞受賞のTVドキュメンタリー、待望の書籍化。

内容説明

「原子力ムラ」の重鎮たちが秘密裏に開いていた“原子力反省会”―。その記録テープと新証言により、福島原発事故への道程を検証する。2012年科学ジャーナリスト大賞受賞のTVドキュメンタリー。

目次

極秘の会合・島村原子力政策研究会
第1部 置き去りにされた慎重論(残されていた極秘の証言記録;巨大産業と化していく原子力;初の商業炉導入の“真相”;軽水炉の時代の到来)
第2部 そして“安全神話”は生まれた(科学技術の限界を問おうとした科学裁判;最重視された稼働率の向上;自らの神話に縛られていった「原子力ムラ」)
第3部 “不滅”のプロジェクト―核燃料サイクルの道程(なぜ日本は核燃料サイクルを目指したのか;核武装疑惑解消のために;壮大な夢の挫折―変質するサイクル計画の“目的”)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

19
戦中も、戦後のアイゼンハワーの演説 (atoms for peace、1953年、37頁写真)だが、 放射能では平和は築けないだろう。 原子力のプロパガンダで、 国民を洗脳した。 麻原彰晃の批判はできないのではないか。 洗脳しておきながら、 自己責任はないだろう。 読売財閥によって1955年、キャンペーンが張られた(77頁)。 軍事利用アウト、平和利用セーフ。 そんな二分法。 今の格差社会の二分法に似ている。 放射能は出てくるのだから、 どっちも、ノー、というのが正解であろう。 2014/04/08

coolflat

9
日本に原発の導入が検討され始めた1950年代前半から、2011年3月11日福島原発事故までの日本の原子力政策の歴史を辿っている。前半は軽水炉型原発を導入した経緯、後半は核燃料サイクル政策の歴史である。なお本書は、「原子力政策研究会」という元官僚や電力会社やメーカーの幹部達が作った団体の内部資料を元に構成されている。そういう点で、原発本にありきたりな政治家や科学者の立場からというより、特に役人側からの視点で語られているので、他の本よりも一線を画しているように思う。個人的には核燃料サイクルの話が参考になった。2014/09/14

Gamemaker_K

9
原発導入の歴史が飲み込みやすく書かれた良書だと思う。この本を読んで、福島第一原発事故の際東京電力が何故あんなに他人事のようにふるまったのか、理由がちょっとだけわかった。まあ、どんな本にどんなことが書かれようと、俺がなぜ原発に反対するのかというとだね、「何か起こった時に誰も何もしてくれない」ということがはっきりとわかったからなんだよ。2014/01/05

雨猫

7
福島原発事故のことを知りたかったのだが、もちろん福島についても書かれてるが、日本の原発の歴史の本であった。今は原発が動いていないため、燃料輸入のせいで貿易赤字となっている。原発を再稼働すれば貿易赤字は解消されるし電力値上げもなくなるだろう。だが、こんな危険なものを再稼働させて良いのか?使用済み核燃料はどうするのか?もし原発が再稼働すれば国内の使用済み核燃料保管スペースは6年で一杯になるそうだ・・・ ☆4.52014/04/23

くれの

6
本邦の原子力に纏る歴史が分かりやすく解説されていました。先の戦争の遠因たる動力資源の枯渇の反省から原子力に桃源郷を求めるも目的と手段が逆転し安全神話を経て今日に至るその元凶は名誉欲と利権だったことを知らされます。2014/03/29

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