言葉の海へ

言葉の海へ

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103295013
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0023

内容説明

『言海』の著者・大槻文彦の生涯を感動的に描く。大仏次郎賞受賞、亀井勝一郎賞受賞。

目次

第1章 芝紅葉館明治24年初夏
第2章 洋学の血
第3章 父祖の地
第4章 戊辰の父と子
第5章 遂げずばやまじ
第6章 盤根錯節

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽけっとももんが

6
「舟を編む」のドラマが期待以上で、辞書愛が深まっている。となると「言海」を編んだ大槻文彦について知りたくなるのも当然。仙人のような蓬髪の変人が部屋にこもってひたすら言葉を集めるイメージだったけれども、実際は祖父の代からの由緒正しいお家柄、維新の歴史のお勉強ののち辞書編集に至るまでが3分の2で文彦29歳とか。ここまでの人だからこそ成し遂げられた偉業だったのだなぁ。冒頭と終盤に出てくる愛妻いよさんのくだりのみ人間らしい文彦が見られる。図書館寄贈本で、立派な蔵書印が押してありました。2024/05/04

武井 康則

0
第一章「言海」完成の宴から始まる。第二章ここに至るために主人公の祖父から説き起こされるのは彼の生涯が日本洋学の歴史と重なるから。国防から洋学の必要は祖父玄沢から大槻一族の伝えるものとなる。詳細な幕末の視点は東北奥羽越列藩同盟から。維新後の混乱、人間関係もよくわかる。辞書云々より、幕臣から見た維新前後の歴史として秀逸。2018/03/15

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