コックリさんの父 中岡俊哉のオカルト人生

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コックリさんの父 中岡俊哉のオカルト人生

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  • サイズ B6判/ページ数 283p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103245339
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

コックリさん、スプーン曲げ、心霊写真、透視予知――かつて日本中を熱狂させた数々の「超常現象」は、すべてこの男の仕掛けだった!

内容説明

超常現象研究家・中岡俊哉は、社会現象にまでなったベストセラー『狐狗狸さんの秘密』『恐怖の心霊写真集』など、生涯に約200冊の著書を刊行。テレビ番組で心霊写真を「背後霊」「地縛霊」などの用語を駆使して解説。総出演番組数は300本にものぼった。彼こそは「超常現象」を武器に、出版と放送を股にかけた「昭和オカルトの父」であった。いったい、中岡俊哉とはなにものだったのか―?驚愕のオカルト評伝、ここに降臨!オフィシャル版「コックリさん文字盤」付き!

目次

プロローグ 一九七四年三月七日の「奇跡」
第1章 三度の臨死体験
第2章 超常現象との出会い
第3章 ユリ・ゲラーと超能力ブーム
第4章 コックリさんと心霊写真
第5章 クロワゼット、衝撃の透視力
第6章 ハンドパワー、そして「死後の世界」へ
エピローグ 予知されていた寿命

著者等紹介

岡本和明[オカモトカズアキ]
演芸研究家。1953年生まれ。父は超常現象研究家・中岡俊哉。曾祖父は明治期の大浪曲師・桃中軒雲右衛門

辻堂真理[ツジドウマサトシ]
放送作家。1961年生まれ。映画助監督、映画業界紙記者を経てテレビの世界へ。情報・音楽系番組を中心に150本以上の番組に携わる。本名・猪鼻浩行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しのぶ

44
タイトルに惹かれて拝読。懐かしい名称や番組タイトル。コックリさんが帰ってくれなくて家の門限を過ぎたり図書室で心霊写真集の本を借りて恐々友人と読んだ小学校時代を思いだした。仕掛け人でもある中岡俊哉さんの生涯を追いながらオカルトブームの流行り廃れを解りやすく把握しました。2018/06/08

fwhd8325

43
子どもの頃、コックリさんも流行りました。そして、私も同級生とコックリさんをしたことを思い出しました。さらに読み進むと、水曜スペシャルと木曜スペシャル。これもはまりました。怖いもの見たさと自分にも不思議な能力があるんじゃないかという勘違い。テレビの放送コードも変化して、今では見ることのできない番組かもしれないけれど、こういう番組によって知り得た財産もあるんだと思います。2017/11/16

おかむら

42
こりゃあ面白い! 70年代のオカルトブーム、スプーン曲げ、コックリさん、心霊写真、行方不明者透視、ピラミットパワー等々、全ての現場にこの男がいた! 超常現象研究家中岡俊哉の評伝。人生が濃ゆすぎ(特に前半)! 宝石商と並ぶ胡散臭い職業の代表ような気がするが、本人は大真面目なのが楽しい! オカルト本やオカルト番組の舞台裏もエキサイティング! ネットの無いあの時代のある種の寛容さも懐かしい。なんでも有りで面白かったよなー木スペや水スペ。2017/12/15

ホークス

40
2017年刊。1960〜70年代のオカルトブームを牽引した中岡俊哉の評伝。息子さん等が書いただけに概ね肯定的で、オカルト本の雰囲気がある。中岡氏はライター業からテレビに進出。恐山のイタコやブラジルの心霊治療の番組で注目され、超能力物では批判も浴びた。さらにはコックリさんと心霊写真のブームを起こす。当時私も家の写真を調べ、コックリさんを体験した。放課後の中学校で十円玉が動き出した時の怖さは忘れられない。本書は中岡氏が海外の透視能力者と日本のテレビや警察を橋渡しした経緯にも詳しい。不思議な事もあった方が楽しい2023/11/01

つちのこ

38
少年時代に刷り込まれた中岡俊哉の名はいまだに忘れることがない。『恐怖の心霊写真集』も買ったし、コックリさんもやった。当時は怖いもの見たさと無垢な心で中岡が仕掛けるブームに乗っていたと思うが、長じるにつれ、それが胡散臭い眉唾モノを見る目に変わってしまった。本書を読むと中岡が本質を追求する科学的な視点から超能力や心霊現象に真摯に取り組んでいたことが分かる。取材費用を捻出するために著書を量産し、メディアに出続けたことは本意ではなかったかもしれない。中岡が人生をかけた未知の世界が解明される日がくることを願いたい。2023/12/16

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