会議通訳者―国際会議における通訳

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会議通訳者―国際会議における通訳

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  • サイズ A5判/ページ数 164p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784327378172
  • NDC分類 801.7
  • Cコード C3080

出版社内容情報

通訳とは、言葉を置き換えるのではなく、意味を伝えるものだ。ベテラン通訳者が通訳技術の真髄を実践に基づいて解説する。通訳関係の本の中でも古典として広く知られ、欧米では会議通訳を志す人の必読書の翻訳。

内容説明

本書は、ベテラン通訳者で、ソルボンヌ大学の通訳翻訳高等学院(ESIT)の学長も務めた著者が1968年に発表したもので、通訳関係の本の中でも古典として広く知られている。それまで、とかく通訳は言葉を訳すものと考えられていたのに対して、本書は「通訳は言葉ではなく話し手の伝えようとする意味を捉え、それを通訳者自身の言葉で表現するもの」という基本的理念を提示し、通訳研究の中で「意味の理論」として知られる大きな流れを打ち立てた。欧米では会議通訳を志す人の必読書となっており、日本でも英訳版が通訳教育の教材として使用されてきた。本書はそのフランス語原典からの翻訳である。

目次

総論
理解する
知る
表現する
会議通訳の実際
結語

著者等紹介

セレスコヴィッチ,ダニッツァ[セレスコヴィッチ,ダニッツァ][Seleskovitch,Danica]
1921‐2001。仏・独・英・セルボ=クロアチア語の卓越した会議通訳者として、ドゴール大統領からも一目置かれた。その後、ソルボンヌ大学の通訳翻訳高等学院(ESIT)で、「翻訳学」を、大学で教え研究する一学問分野として確立し、世界各地から集まった研究者の指導に当たる。ESITの通訳科では、自ら通訳理論の講義を担当し、実技指導にも情熱を傾ける。1982年にはESITの学長に就任。また「意味の理論」の提唱者として多くの論文を執筆し、世界各地の翻訳理論会議で論陣を張った

ベルジュロ伊藤宏美[ベルジュロイトウヒロミ]
1979年ESIT卒業。以来パリをベースに会議通訳・翻訳(日本語、仏語、英語)を職業としている。1983年AIIC(国際会議通訳者協会)正会員となる。この時期より2001年まで日仏公式行事おける仏政府側通訳者として首脳・閣僚の会談、日仏外交協議等の通訳を務める。また仏外務省と経済財政省の翻訳部の依頼で日仏協定案その他の文書の翻訳、仏国債庁発行のフランス国債年報・月報の日本語訳を担当。1980年代半ばよりESITで、仏・英→日本語の通訳演習指導に当たる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ally

15
通訳の勉強をし始め、多くの通訳者が「バイブル」としているのを見て手に取った本。「通訳論」というものを初めて作り上げた著者の、確固たる経験に基づくアレコレ。翻訳の仕事の中で得た気づきは通訳にも言えるのだと知る。翻訳通訳は単に言語間の置き換えではなく、一歩下がって全体の意味を理解し、それをターゲット言語で自然に話すように伝えていく。当たり前のように聞こえるが、言い回しや語彙そのものに引きずられてこれがなかなか難しい。翻訳と違い、人が見ているその場で言語間を行き来する通訳者のすごさがわかる本。2022/12/30

良家栄

0
国際会議での同時通訳や逐語通訳について、特に通訳のプロセスを丁寧に説明されている。 同時通訳を志す者にとって必読書と言えよう。 手話通訳者を目指し、同時通訳という特徴を持っていることから、会議通訳とは共通したものがあり、とても勉強になった。2025/02/16

mcpekmaeda

0
奥が深いと感じさせる内容でした。理解があって発話がある。その理解は必ずしも特定の言語によるものではない。理解から発話になり、更に、自分の発話が理解を刺激し、次の発話につながる等。この本は、意味の理論という通訳理論が創始する契機になった本であるが、単に通訳に留まらず、人間の思考とは何かを考える上で様様な示唆を含んでいると感じられた。2021/12/18

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