知的アンチダイエット生活

夏目 祭子【著】

新潮社（2009/08発売）

• サイズ B6判／ページ数 270p／高さ 20cm
• 商品コード 9784103172314
• NDC分類 498.58
• Cコード C0095

出版社内容情報

「食べたい時は食べる、食べたくない時は食べない」が基本。そう、余計な我慢せず体は常に心地よく……が夏目流スリム術。その極意をとくとご覧あれ！

内容説明

あなたの体には「ヤセる力」が備わっている。だから体の声に耳を澄ませば、何をいつ食べればいいか教えてくれます。

目次

１　ダイエットが“逆方向努力”になる仕組み（間違いのモト・その一「引き算の法則」が体の「自らヤセる力」のジャマをする；太る・ヤセるは「体自身の意思」が決めている；間違いのモト・その二　カロリーは実質とは異なる仮定の数字；間違いのモト・その三　本来、味方であるものを「敵」と見なしたこと；間違いのモト・その四　体の「増やす動き」を認めないこと）
２　体の声を聞いて食べる・飲む・動く（アンチダイエット流・エネルギー補給術―人体は体と心が連結したエネルギー・システム；アンチダイエット流・動き方術―心と体のエネルギー循環を活発にするために；あらゆる過食の謎解きと改善に効く処方箋）

著者等紹介

夏目祭子［ナツメマツリコ］
作家、カウンセラー、心身機能研究家。１９６４年生まれ。１９９９年、ダイエット依存症克服体験を描いた小説『ダイエット破り！』（河出書房新社）でデビュー。２００６年『ダイエットやめたらヤセちゃった―アンチダイエット・スリミングの魔法』（彩雲出版）が多くのダイエット・摂食障害経験者、医療関係者の支持を集め、チェコ語版も刊行される。“アンチダイエット・ライフカウンセリング”主宰。生理学・心理学・栄養学・社会学を融合した新しい生活習慣改善法を提案する（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[りんご]

著者の主張に持っていきたいがために強引な論理展開や解釈が目立つ。知的とは言えないな。でもまあ、「食べたいときに食べたいものを食べる」というのには同意する。

2018/01/12

[じゅんじゅん]

「脳は第二のお腹、お腹は第二の脳」本物の食欲か偽者の食欲か身体に聞いてみるといっても実際には難しいですね。私は目でほしくなるタイプなので、まずは食べたつもりで味わってみる（想像して食べる）を実践しようと思います。心が弱っていたり疲れていたりの対処法は食欲を抑えるためというか心の平安や安寧をつかさどるためのワークです。

2014/12/05

[†はるゆき†]

女性にとって大切なことが沢山書いてある一方、無根拠な推測なんかも沢山書かれていて残念だったな。

2013/01/03

[さとう]

痩せようとすると太るし痩せようとしなければ痩せることもあるんだよ、な内容。なんか身体の仕組みを言葉で言い表すときのうさんくささ（精神論ぽいとゆうか）があるなあ。

2012/08/17

[カニ子]

かなり理論派の意見。ダイエットコーナーではなく、がん等の健康関係の棚にありました。

2009/09/04