皇帝フリードリッヒ二世の生涯〈下〉

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皇帝フリードリッヒ二世の生涯〈下〉

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  • サイズ A5判/ページ数 258,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784103096382
  • NDC分類 288.493
  • Cコード C0322

出版社内容情報

交戦なしにイェルサレムを再復したのち、自国に憲法を発布して政教分離の法治国家を樹立。この男とともに中世が、壮絶に、終わる!

この人を見よ! その生と死とともに、中世が、壮絶に、終わる―― ! 構想45年、ユリウス・カエサル、チェーザレ・ボルジアに続いて塩野七生が生涯を描き尽くした桁違いの傑作評伝が完成! 神聖ローマ帝国とシチリア王国に君臨し、破門を武器に追い落としを図るローマ法王と徹底抗戦。ルネサンスを先駆けて政教分離国家を樹立した、衝突と摩擦を恐れず自己の信念を生き切った男。その烈しい生涯を目撃せよ。

内容説明

中世最大の反逆者、その烈しい生と死を目撃せよ。ローマ法王との衝突と摩擦を恐れず、自己の信念を生き切った―。

目次

第7章 すべては大帝コンスタンティヌスから始まる(皇帝と「コムーネ」;ブレッシア攻防 ほか)
間奏曲(intermezzo)(女たち;子供たち ほか)
第8章 激突再開(法王インノケンティウス四世;法王逃げる ほか)
第9章 その後(不安;法王たちの執念 ほか)

著者等紹介

塩野七生[シオノナナミ]
1937年7月7日、東京に生れる。学習院大学文学部哲学科卒業後、63年から68年にかけて、イタリアに遊びつつ学んだ。68年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。82年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。83年、菊池寛賞。93年、『ローマ人の物語1』により新潮学芸賞。99年、司馬遼太郎賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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優希

58
世界の脅威に相応しい姿が描かれていると思いました。ローマ法王からの度重なる破門にあい、人生後半は教皇との対立だと言えるでしょう。叙任権戦争であり、キリスト教対法治国家が具現化されています。「皇帝のものは皇帝に。神のものは神に」という信念を貫き、宗教界とは一線を画して俗世を統べようと徹し抜いた男性像というのが流石ですね。時代に真っ向から立ち向かっている、流れに抗っている生き方を見ていると中世はそれだけ宗教の支配下にあったことが伺えます。死後も描かれているので枝葉のようにその後の歴史を知れたのも良かったです。2014/11/17

Panzer Leader

56
先進的過ぎたフリードリッヒ2世の偉大なる業績も本人の死と共に櫛の歯が抜けるように崩壊していく。しかし勝利したと思われた法王派にも後年因果応報の意趣返しが待っていた...ルネサンスへの道を切り開いた偉大な皇帝の生涯を満足感・切ない思いと共に読み終えることができた。2016/07/09

星落秋風五丈原

56
生まれた時から過酷な環境に生まれながらも、強い自立心と意思の力で望むところを成し遂げてきた皇帝。しかし彼の目指した法治国家にはならず、彼一代のカリスマ性で成り立っていた王国は、彼の死後瞬く間に滅びる。まさに生ききった生涯であり、その死後はともかく生前は満足のいくものだったのではないだろうか。2014/01/17

aisu

49
彼が翻訳にも精出してくれたおかげで、のちのルネサンスにつながるのね。本当にすごい人です。法王の長い手、怖いです。コピーもテレビもない時代、文書をたくさん作成させて、人手を使ってあちこちに貼りに行ってみんなに読んでもらう…情報作戦すごいです。法王側もですが。パレルモ、すごい!と思って、以前少しだけ勉強しかけたシチリアの歴史のメモ取り出したら、ホーエンシュタウヘン家が治めていたのはシチリアの長い歴史のほんの一コマでしかなく、改めて「シチリアって・・・・」と、そっちにも大変興味が出ました。2014/07/11

ジュール リブレ

30
読み始めれば早いもので、あっという間に読了しました。中世ルネサンスを前に、法王と皇帝との激闘が繰り広げられたところ。魔女狩りにつながる異端裁判所の仕組みとか、なるほど、と思わされた。フリードリッヒ二世、幸せな人生だったのだろうか。2015/01/10

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