老嬢は今日も上機嫌

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103070214
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

過ぎていく日々、去っていく大切な人々。それでも私の人生は続く。軽やかに、上機嫌に!芸術家一家に育った女優が綴る、真面目で、可笑しく、滋味あふれるエッセイ集。

目次

生まれた街で(ここで生まれ…暮らした;父エイスケと母あぐり ほか)
人間というものは1(電話;小説は面白い ほか)
本と暮らす日々(ユーモアいっぱいの日記;幻想と現実の間 ほか)
人間というものは2(正しい日本語に出合う;架空と現実 ほか)
日々を生き、日々を詠む(わが家のキッチン;ふたりで散歩 ほか)

著者等紹介

吉行和子[ヨシユキカズコ]
東京生まれ。女優。父エイスケ、兄淳之介、妹理恵は作家。母あぐりは日本初の美容師。劇団民藝に学び、1957年「アンネの日記」で主演デビュー。日本アカデミー賞優秀主演女優賞、毎日映画コンクール田中絹代賞など、舞台・映画での受賞多数。「愛の亡霊」「御法度」等の映画のほか、「3年B組金八先生」「ふぞろいの林檎たち」等、テレビ番組でも幅広く活躍している。84年には『どこまで演れば気がすむの』で第32回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しらたま

14
「あぐり」再放送を見ているので、図書館で見つけ手に取りました。見た目と同じく中身も転身爛漫で好奇心旺盛な、魅力的な女性。女優、俳人、エッセイストと活躍中。この本も、母あぐりさん他家族のことも書かれていて、ドラマをいっそう楽しめた。60年を超える女優人生で出会った、国内外の名優や有名人、市井の人たち。どの話も興味深い。そして紹介してくれるたくさんの映画、いつか観てみたい。アバウト・シュミット、キッチン・ストーリー、夜顔、尾崎翠を探して、折り梅、ダディ、アメリカの夜、ミスティック・リバー…2021/08/30

まるちゃん

6
岸田さんと富士さんとの三人の愉快なトークが思い出される。この本にさりげなく出てくるたくさんの本や映画。それらを読んでみたい、観てみたい。2023/10/08

桐葉

2
この方が出た舞台や映画,テレビは見たことはないが,きれいな女優で,あぐりさんというお母さんと淳之介・理恵さんときょうだいとは知っていた。こんなに文が達者とは思わなかった。上機嫌な人は第三者をも上機嫌にしてくれる。楽しんだ。2021/06/13

hiromura

1
吉行淳之介、理恵兄妹の本はかなり読んできたし、あぐりさんは憧れの高齢者なので和子さんも読んでみた。エッセイが書かれた時期に90代後半だったあぐりさん、ひょっとして今107歳!?和子さんもあぐりさんのように元気で長く仕事をしてほしいな。冨士眞奈美さんと一緒に。2014/01/16

hisakodosu

0
面白そうが原動力。上機嫌で生きたいものです。2011/08/15

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