カラヤンはなぜ目を閉じるのか―精神科医から診た“自己愛”

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  • サイズ B6判/ページ数 201p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103067313
  • NDC分類 145.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

あなたの隣にもいる「自分さえよければいい」人。それは立派な人格障害です。重症患者カラヤンの症状を徹底分析する、驚天動地の音楽+医学エッセイ。

内容説明

あなたの隣りにもいる、カラヤンが。「自分が特別であり、独特だと信じている」「過剰な賞賛を求める」「しばしば他人に嫉妬する」2008年=カラヤン生誕100年にあえて問う、超異色・音楽+医学エッセイ。

目次

前代未聞の珍事件
「ただ彼だけに可能な離れ業」
「現代のナルシシズム」とDSM
病跡学
英雄の生涯
症例von K
非‐診断
見えるもの
カラヤンのサーカス
二つのオーケストラ
二つの聴衆
自己愛の価値
凍れる音楽
指揮者の物語
神々の黄昏
それから

著者等紹介

中広全延[ナカヒロマサノブ]
1958年、大阪生まれ。大阪大学医学部卒業、医学博士。専攻は精神医学。現在、夙川学院短期大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のーべる

1
読んでいて、徹底的にカラヤンを貶めようとしているように感じたのは…笑 「別の世界に入っていく」と本人は言っていたようですが、それは、自分の中の理想の音楽だけに耳を傾けていたから。奏者との意思疎通を一切放棄し、完璧主義者なりの自分の守り方を身につけていたようです。2012/08/04

1
作者がカラヤンをあまり好きでないことはわかったけど。2011/07/31

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