ブロッコリー・レボリューション

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ブロッコリー・レボリューション

  • 岡田 利規【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 218p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103040521
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

泣いてるのはたぶん、自分の無力さに対してだと思う、わかんないけど。海辺のちいさな部屋で。もう二度と訪れることはないかもしれない東京で。延々と改装工事が続く横浜駅の地下通路で。そして、タイの洞窟にサッカー少年たちが閉じ込められていたあの夏、きみは部屋から姿を消した。どうしようもなくこんがらがっていく世界を生きるわたしたちの姿を演劇界の気鋭が描きだす、15年ぶり待望の第二小説集。

内容説明

バンコクでほんとうに革命が起きる、それがブロッコリー・レボリューションという通称で呼ばれるようになったのだった、とかだったらいいのに。第35回三島由紀夫賞受賞作。演劇界の気衛が描く、この世界を生きるわたしたちの姿。15年ぶり待望の第二小説集。

著者等紹介

岡田利規[オカダトシキ]
1973年横浜生まれ。演劇作家、小説家。主宰を務める演劇カンパニー・チェルフィッチュでの独特な言葉と身体の関係性による方法論や現代社会への批評的な眼差しが評価され、国内外で高い注目を集める。2005年「三月の5日間」で第49回岸田國士戯曲賞を受賞。08年、初の小説集『わたしたちに許された特別な時間の終わり』で第2回大江健三郎賞を受賞。海外での評価も高く、16年よりドイツの劇場レパートリー作品の作・演出を複数回務める。20年、タイの小説家ウティット・ヘーマムーンの原作を舞台化した『プラータナー:憑依のポートレート』で第27回読売演劇大賞選考委員特別賞を受賞。近年は能・狂言の現代語訳や形式を用いた作品も手がけ、21年、戯曲集『未練の幽霊と怪物 挫波/敦賀』で第72回読売文学賞戯曲・シナリオ賞、22年、同戯曲で第25回鶴屋南北戯曲賞を受賞。同年、「ブロッコリー・レボリューション」で第35回三島由紀夫賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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starbro

182
第35回 三島由紀夫賞受賞作ということで読みました。岡田 利規 、初読です。著者は、演劇界では実力のある有名人かも知れませんが、小説の世界では・・・ 出来損ないの村上春樹を読んだ感じでした。 https://www.shinchosha.co.jp/book/304052/2022/08/12

シナモン

107
図書館で目について借りてみました。うーん、読みにくい。一文が長くて読んでくうちにだんだん話の軸がズレていく感じ。その世界観に浸るほど読みこなすことができなかったけど、こういう文章を読む訓練にはなったかな。良い経験でした。2023/03/04

いっち

43
「きみ」が見ている光景を、主人公が語る。例えば、「ぼくはいまだにそのことを知らないでいるしこの先も知ることは決してないけれども」と言っているのに、「きみがバンコクに行った」と語っている。「ぼく」という一人称を使う場合、描かれるのは「ぼく」が見えるもののはずなのに、「きみ」が見えているものも描いている。混乱した。一人称なのに、見えていない光景を描くとはどういうことか、最初はよくわからなかった。途中、「きみがバンコクに行ったのだというぼくの妄想」とあったので、すべて主人公の妄想ではないかと思った。斬新だった。2022/07/16

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

38
2022年の三島賞受賞作。タイトルに惹かれて手に取った。5篇収録。独特の文体がどうも芥川賞作品のような感じで、理解不能なまま読了した感じ。読みやすそうでもあり、読みづらくもあり、何とも不思議な感覚の作品だった。2022/10/24

ひめか*

30
独特な文体。一、二、三人称とそれに付随する文章が噛み合ってなくて不思議な感覚だった。一つの描写をすごく細かく書いているような印象。回りくどいところもあってあまり好きな文体ではないが、他の方の感想にあるクセになるというのは何となくわかる。何てことはない日常の話があれば、電車で宙に浮いて警察に怒られたり、世界観が謎の作品も。表題作は僕のことが嫌になってバンコクに逃げた彼女と、日本で屈辱を味わっている僕の生活を描く。結局、こんなに辛い僕の気持ちを思い知れ!ってことを言いたいのかな。終わり方がよくわからなかった。2023/01/15

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