売る男、買う女

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売る男、買う女

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  • サイズ B6判/ページ数 188p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103024316
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0095

内容説明

私は売る女だった。あるとき、売る男に興味を持った。売る男から、買う女の本性が聞けると思った。女がひたむきに隠し続けてきた性の深層とその孤独を聞くことができるかもしれない。そう思った。―元風俗嬢作家の迫真ノンフィクション。

目次

健司、迷い込んだ街・新宿にて
淳、セックス付きのセラピスト
ケイ、笑わない瞳が見つめる「買う女」
ジュン、ペット君の風俗嬢的刹那主義
翼、オレが身体を売らない理由
ヒカル、売れる男になるための道程
澪、唯一絶対の「愛」を求め彷徨うホスト
拓也、「売り」と「恋愛」の境目
英明、出張ホストクラブ・オーナーの人生
結城、元風俗嬢作家との恋物語

著者等紹介

酒井あゆみ[サカイアユミ]
1971年福島県生まれ。上京後、18歳で風俗の世界に入り、ソープランド、ファッションヘルス、AV女優、ホテトル、性感マッサージ、SM倶楽部などを経験。23歳で風俗を引退し、AV系モデルのマネジメント業を経て、『東京夜の駆け込み寺』(幻冬舎アウトロー文庫)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジャズクラ本

16
ゲイの男性客をメインとし、指名があれば女性客の相手もするウリセンを取材したドキュメンタリー。題材は良いのだが、取材する方の力量不足でお寒い内容。取材対象の破綻した論理にあっさり納得してしまったり、最初に「なぜ女は買うようになったのか」と問題提起しておきながら、あとがきも結論もなく取材しっぱなし。結論は各自考えてねと言わんばかりの無責任ぶり。最後の取材対象は元ウリセンだった著者の恋人を出して暴露したつもりのようだが、こちらには恐ろしいほど何の感慨も伝わらなかった。こんな本を出版していて大丈夫なのか、新潮社。2020/05/14

ボスむっち

2
出張ホストのほうが箱ホストクラブよりハードル低いんかな…ウリセンやら出張ホストやらについて知る度に私が箱ホストクラブに求めてるものってなんなんだろうと思う。私も英明さんみたいに相手との関係性を作る過程が好きなのかもしれないな。2023/10/18

れに

2
ウリセン、出張ホストで自らの身体と時間を売る男たちへのインタビュー集。タイトルに買う女とあるけど実際はゲイの男性に買われることのほうが多く買う女は少ないらしい。人生色々と言いつつも突出してインパクトのあるような人物はおらず正直どの男性も似たりよったりな経歴で誰が誰だか判別がつかない。インタビュアーの力量不足も感じた。何か題材の割には内容がやたらとペラい感もある。あとところどころ著者の自分語りが入るが、そういうのいらない。ちょっと酔ってる?自慢はいってる?インタビューするときに取材対象へのタメ口も気になる。2023/03/20

びせんて

1
店でのキャリアが長くなると、常連客に飽きられてしまう。。。2023/04/25

ひあひあ

1
所謂売り専、出張ホストにインタビューする本。 インタビュアー(著者)が決めつけ強く無い?と正直不快に感じるレベルだった。 また、著者の1人語りもうるさいので、苦手な人は注意。 良かった点は、人物も生い立ちが詳しく書かれているので、共感しやすい構成となっていたところ。2021/06/01

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