出版社内容情報
ゾンビ習慣から脱け出すためのヒントを解説
飲酒、薬物使用、ギャンブル、無駄遣い、これらをやめたくてもやめられない人はたくさんいます。実際に、現代人の8割が何かしらの依存を抱えていると言われていますが、そこから抜け出せないのは、快楽物質ドーパミンが一因だとされています。
一方で、こうした脳の働きを逆利用すれば脱却できると、脳神経内科医として6万人以上の患者の治療にあたってきた山下あきこ氏は言います。
本書では、著者の診療経験から得た知見やエビデンスを元に「やめられないをやめる」テクニックをわかりやすく、診療事例を交えながら解説していきます。
【編集担当からのおすすめ情報】
依存の根本原因はストレスを快楽で打ち消そうとする脳の働きにあるということを根底に、様々なカウンセリング事例や科学的な根拠を織り交ぜながら、より具体的に克服術を指南しています。「今年こそ、やめたい!」「今年こそ、変わりたい!」と思っている方に、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。
内容説明
酒、ギャンブル、SNS、ムダ使い…etc.「依存脳」を克服するシンプルな思考法。
目次
第1章 人をダメにするやめられない習慣=ゾンビ習慣とは(心と体を蝕む「ゾンビ習慣」;依存の種類“その(1)物質依存” ほか)
第2章 ゾンビ習慣「やめたいのにやめられない」のはなぜ?(ゾンビ習慣に支配される脳の仕組み;人は「幸福貯金」がなくなると快楽で借金をする;ゾンビ習慣にはドーパミンが関係している;感情が習慣を作っている;ゾンビ習慣にハマる人ハマらない人の違い)
第3章 どうしたらゾンビ習慣から抜け出せる?(脳ホルモンを利用する;ゾンビ習慣を良い習慣に置き換える;「エモーションシフト」の新常識;「エモーションシフト」の実践)
第4章 「やめたい習慣」別 依存しにくい脳の作り方と行動例(ゾンビ習慣に替わる新しい習慣を作る(1)“脱・物質依存”
ゾンビ習慣に替わる新しい習慣を作る(2)“脱・プロセス依存”
ゾンビ習慣に代わる新しい習慣を作る(3)脱・すべての依存)
第5章 ゾンビ習慣=「依存」脱却で待ち受ける未来(新しい習慣を身につけて自分を好きになる;自分が変わると周りも変わる;新しい習慣を定着させる技術)
著者等紹介
山下あきこ[ヤマシタアキコ]
医学博士、内科医、脳神経内科専門医、抗加齢医学専門医。1974年佐賀県生まれ。1999年川崎医科大学卒業、2001年~福岡大学病院脳神経内科勤務、2005年~米国フロリダ州メイヨークリニックジャクソンビル神経内科留学を経て、2007年~佐賀県如水会今村病院勤務。病気を治すより、人々が健康づくりを楽しむ社会を目指し、2016年に株式会社マインドフルヘルスを設立。アンチエイジング医学、脳科学、マインドフルネス、コーチングを取り入れたセミナー、企業研修、コンサルティング等を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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