超一流じゃなくても「成功」できる

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  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103016311
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

内容説明

9年にもわたってメジャーリーガーとして生き抜くことができたその方法論とは?稀代の「頭脳派投手」が、日本で、そしてアメリカで懸命に考え抜き、実践してきたことのすべてを披瀝する。

目次

プロローグ ミッション・コンプリート
第1章 日本で学んだことは、世界に通じる
第2章 アメリカに住みたい!
第3章 天使の街アナハイム
第4章 アメリカのマネージメント・スタイル
第5章 Evolution in Seattle―シアトルでの「進化」
第6章 アメリカで暮らすこと、英語で話すこと
第7章 超一流じゃなくても「成功」できる
第8章 ハッピー・リタイアメント
エピローグ 最後の日、クラブハウスで

著者等紹介

長谷川滋利[ハセガワシゲトシ]
1968年8月1日、兵庫県生まれ。中学時代に軟式野球で投手として全国制覇。東洋大姫路高校時代は甲子園に3度、出場した。立命館大学に入学し、関西大学野球では4年で40勝。ドラフト1位でオリックス・ブルーウェーブに入団し、1年目の1991年に12勝9敗1セーブで新人王に。1993年から3年連続2桁勝利を挙げ、1996年まで日本で57勝をマーク。1997年1月にアメリカのアナハイム・エンジェルスと契約し、メジャーリーグへ。同年4月、村上雅則(当時ジャイアンツ)、野茂英雄(当時ドジャース)に続き日本人選手3人目となるメジャー勝利を挙げる。エンジェルスで5年プレーした後、2002年にシアトル・マリナーズに移籍。2003年、オールスター・ゲームにも出場し、同年夏には連続29イニングを無失点に抑えて球団記録を更新。2006年1月、現役引退を表明(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

再び読書

28
理論派らしい長谷川氏の著書で、彼の野球人生がよくわかる。A・ロッドの攻め方やツー・シームとシンカーの使い分け、ノムさんと組めば結構日本でも勝てた様な気がする。また英語の敬語が無い事に対する言及も頷ける。ぼくは逆に大人と子供が対等に話たりするのが、英語による会話の魅力と感じていたが、敬語がない為、年長者を敬う気持ちに欠けると言うのは新たな発見でした。またテークバックを意識し過ぎて肩を壊したという事実を少年野球の指導者に理解して欲しい。またアメリカのリトルで11人制の試合をする意味を噛み締めて欲しい。2016/02/17

よう

4
図書館本。2022/09/19

D凡人

2
いつ読んでも面白い長谷川氏の本。「メジャーで活躍なんて無理だろ」って思ってた(日本の人達みんな思ってたんじゃない)選手が10年もやってたよ!?オールスターにも選ばれてたし!!いくらパワーがあっても、豪速球もっても成功するのは素質ではないんだなと。氏の野球感は古田(元ヤクルト)のいう「野球はコツ」に似ているかな⇒要は頭を使うこと。氏の野球感は1球にかけるとかではなく、1年のシーズンを総括した準備をすること。長いスパンでゴールを決めてから逆算していく処世術は、天晴れです!!!

Yanabod

1
7年ぶりくらいに読んだ。日本人メジャーリーガーのパイオニアである選手である著者がいかにセットアッパーに転身し成功を収めたか、自身の経験を余すことなく記述している。 野茂、イチローなどの超一流とは違いずば抜けた才覚が無くても、工夫して努力すればメジャーの選手とも立ち向かえることを教えてくれる。 今読んでも色あせず、一般人でも学ぶことの多い内容です。2013/09/14

ここパパ

1
長谷川選手がメジャーに行った時は、そんなにすごい投手ではないと言う印象だけだった。本人もそう感じていたようだ。 本書を読んで彼は非常にクレバーな選手で努力、分析で「成功」をつかんだことが分かった。 メジャーの生活や環境のことなど興味深く読めた。 彼はビジネスマンとしても成功するだろう。2013/03/09

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