新潮文庫
最後の陪審員〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 367p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784102409237
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

うら若き未亡人が殺された。それも幼子二人の前で、無惨にもレイプされ―。ときは’70年代、大学を出たばかりのウィリーは思わぬなりゆきから南部フォード郡の地方小新聞を買収したばかりだった。がむしゃらに新聞を軌道に乗せようとしていた彼が出会ったその大事件は、彼の人生そのものを変えることになる…。リーガル・スリラーの巨匠が、満を持して描くアメリカの過去と深き闇。

著者等紹介

グリシャム,ジョン[グリシャム,ジョン][Grisham,John]
1955年生れ。ミシシッピ州立大学、ミシシッピ大学ロースクールを卒業。’81年から’91年まで弁護士をつとめ、’84年から’90年まではミシシッピ州の下院議員を兼務した。’89年に『評決のとき』を出版

白石朗[シライシロウ]
1959年生れ。早稲田大学第一文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kiyoshi Utsugi

26
架空のフォード郡にあるフォード・カウンティ・タイムズ社は、経営ミスと愛情ゆえの放任主義が祟って1970年に倒産します。 そのあとを継いで社主になったのは若干23歳でシラキュース大学を卒業してタイムズ社に入社していたウィリー・トレイナー。 社主になって間もなく、ローダ・カッセロウという若い未亡人が強姦された上で殺されます。 犯人はフォード郡の金持ちで有力者であるパジット家のダニー・パジット。 この事件をめぐる裁判を描いたものです。 米国の司法制度(陪審制度)を知らないのですが、何とか上巻を読み終えました。2021/01/24

Kitinotomodati

4
ちょっと俯瞰している感じ。南部の料理、美味しそうだなあ。2020/06/06

のりべぇ

2
サスペンス?というより、大河小説な雰囲気を感じた。1970年代、アメリカ南部の在り方が、キツいなぁ。黒人女性のミス.カリーとの交流が救いとなります。2016/05/05

Akio Kudo

1
★★★★ ジョン・グリシャムの法廷スリラーだが、やっぱり安定した出来の良さ。読んでいても面白い。2019/06/27

takachan

1
ひさびさのグリシャム作品。2014/07/27

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