内容説明
マットが通うフロリダの高校では、水鉄砲を使う“殺し屋”ゲームが大流行。勇躍、片思いの相手である標的ジェニーの家に向かうマットだったが、そこへ彼女の義父の命を狙う本物の殺し屋が登場、屋敷で鉢合わせする。さらに、樹上生活者、不法入国者、蟇蛙と宿敵の飼い犬らが絡みに絡み、騒動は核爆弾まで飛び出す大珍事に!人気コラムニストが初挑戦した爆笑クライム・ノヴェル。
著者等紹介
バリー,デイヴ[バリー,デイヴ][Barry,Dave]
1947年生れ。ユーモア・コラムニスト。’83年以降“マイアミ・ヘラルド”に在籍しジャーナリストとして活躍し、’88年にはピューリッツァー賞を受賞
東江一紀[アガリエカズキ]
1951年、長崎市生れ。北海道大学卒業
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感想・レビュー
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ネギっ子gen
48
【マイアミだもの】南フロリダ奇人変人大集合どたばた小説。わぉ。著者を初見の方には、「訳者あとがき」から読まれることを推奨する。この文章を読むことで、本書への関心をならば、次は冒頭の「謝辞の警告」へ進む。この文章がお気に入りな方は、“嗜虐的ナンセンス依存症”の名誉患者として認定されるでしょう。となれば、あら不思議。次々わんさと人物がでてくるが、それが少しも苦にならず、ノンストップ街道まっしぐら。副作用として、読後に禁断症状が出現する可能性大ですが、その対症療法として著者の既訳書も紹介している親切設計です。⇒2024/05/27
熊猫
3
爆笑クライム・ノヴェル。 よく出来ているし、東江訳のテンポのよさもあってサクサク楽しんで読めた。 難しいことは言いっこなし。 ハイアセンあたりが好きならどうぞ。2014/08/14
三門 優祐
1
ともかくも、面白いことだけは認めざるを得ない。バカすぎるキャラクターの乱れ撃ち。一応プロットが成立しているのが腹立つわ、逆に。2010/01/21
MatsumotoShuji
0
010923
のちおちゃん
0
☆☆★2002/04/08