内容説明
中米の小国サン・カルロに革命が起り、米大使館が占拠された。人質となった米大使ピーボディが関っていた重大な機密を探り出すべく、天才的な尋問専門家ホルヘがキューバからやって来る。一方、米陸軍のスローカム大佐は、奇抜な大使救出作戦を準備していた―。激しくぶつかり合う男のプライドと、息詰る駆け引き、そして奇妙な友情。恐怖と暴力に満ちた異色のサスペンス小説!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うわじまお
48
仲間の奪還作戦に挑戦する黒人大佐。作戦が始まるまでが長いけど、そこまでのもって行き方もグッド! 痛快! 男の友情。泣けます! 次は「メッカを撃て」へ!2018/09/27
tai65
3
星5つ2016/07/13
卍ザワ
3
今までのクィネルの作風と違い、かなりシンプルになった。英国人も出てこないし、これといったヒロインも出てこない。アメリカ大使と、キューバからやって来た尋問家の、クーデターが勃発した南米サンカルロでの対決。それにアメリカ軍の黒人大佐がからむ三様の語り部により、物語は展開。よく代表作に挙がる「メッカを撃て」より、面白く読めた。2013/10/06
YONEMARU@HD
1
なんつっても、大使と尋問役の一対一の対決がたまらない。はっきり言って、救援組はお邪魔虫。ま、黒人大佐はわりと良いキャラだったのですが。
Ryosuke
0
梅
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- 和書
- だから農家は論より証拠