出版社内容情報
流れ者ジャックは、働き先の農場主レイの愛人で若く奔放な娘ナンシーと出会ってしまう。他人の家の窓を割ったり不法侵入したりと、スリルを求める彼女は、事あるごとにジャックを巻き込み、ついには農場労働者の給料を丸ごと盗む計画まで持ちかけてくる。転落の予感を覚えつつも、ジャックは彼女に惹きよせられるが……。西部小説から転じ、はじめて現代ノワールに挑んだ巨匠の記念碑的名作。
【目次】
内容説明
流れ者ジャックは、働き先の農園主レイの愛人で若く奔放な娘ナンシーと出会ってしまう。他人の家の窓を割ったり不法侵入したりと、スリルを求める彼女は、事あるごとにジャックを巻き込み、ついには農園労働者の給料を丸ごと盗む計画まで持ちかけてくる。転落の予感を覚えつつも、ジャックは彼女に惹きよせられるが…。西部小説から転じ、はじめて現代ノワールに挑んだ巨匠の記念碑的名作。
著者等紹介
レナード,エルモア[レナード,エルモア] [Leonard,Elmore]
1925‐2013。ルイジアナ州ニューオーリンズ生れ。小説家、脚本家。1984年『ラブラバ』でMWA最優秀長篇賞、’91年Maximum Bobで第1回ハメット賞を受賞、’92年にはMWA巨匠賞を受賞した
高見浩[タカミヒロシ]
東京生れ。出版社勤務を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
-
ミスランディア本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
タツ フカガワ
59
農園で働く渡り労働者のジャックは作業頭と衝突し、バットで顎の骨を折るケガを負わせてクビになるが、そんな彼を農園主の愛人で奔放なナンシーがある計画に取り込もうとする。レナード1969年の作品で、西部小説『オンブレ』の後に書いた初の現代ノワール小説らしい。それにしては小粒な内容で、最終章こそ面白かったけれど、中盤はまあ退屈だった。『オンブレ』が面白かっただけに期待しすぎたのかも。残念。2026/02/23
maja
24
作業頭を殴って農園を解雇となった渡り労働者ジャック。その状況を裁判所でフィルム検証する検事補、保安官補、治安判事らの面々。農園手配師から直ちに土地を離れるよう忠告されながらもジャックはリゾート施設で働くことに。そこに若くしていろいろと人を手玉にとるナンシーとの出会いが・・。1969年作。未訳だったということだろうか。食い足りない気分となって読了。2025/12/17
stobe1904
22
【レナードタッチのクライムノベル】エルモア・レナードは80年代に読んで以来、久しぶりに手に取ることに。元野球選手で季節労働者のジャックはミシガン州のリゾート地で美しい美女ナンシーと出会うが…。『グリッツ』や『スティック』が面白かった記憶があったが、この作品は盛り上がりのようなものがなく、小悪党と気まぐれ美女が絡み合っているうちに終わってしまったような空振り感が少し残念。★★★☆☆2026/01/30
烏山ちとせ
20
読解力の無さを知った。意味を考えずただ現在に集中しなければ読めない本や見られない夢そして壊れてしまう関係等があるようでその点私は失格で意味や展開を求めすぎなのだとこれを読んでわかるようなクールというかドライというかな話。目は皮肉や逆転や価値やゾンビの登場を求めてしまうがマインドフルネスする上でこの美しい風景もエロも犯罪すらもあったのか怪しいこの本はいい試験紙だった。虚心に隣にいる人を楽しめるようでなければ人生を振り返るときもおそらく似たようなものだろう。後書きで演繹的に書く作家とわかるがそのためか。2025/10/28
jam
5
初めて知る作家だが面白かった。ある種の破壊衝動というのか破滅衝動を持った女性と巻き込まれる男性。男性の方も小悪党ではあるが大悪党ではない。何となくジェームズ・ディーンで映像が浮かんだ。行動で登場人物のキャラクターが示されて無駄がない。2025/09/10




