新潮文庫<br> スタイルズ荘の怪事件

新潮文庫
スタイルズ荘の怪事件

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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784102135198
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

戦争で負傷したヘイスティングズは、旧友の招きにより、閑静なスタイルズ荘で静養することになった。しかし、彼はそこで、奇怪な事件にまきこまれることになる。別荘の所有者で富豪のイングルソープ夫人が、深夜、何者かによって密室の中で毒殺されたのだ。たまたまその村に居合せたもとベルギー警察の名探偵ポワロの緻密な推理が始まる…。ミステリーの女王クリスティのデビュー作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

桜父

22
十数年振りに再読しました。「ポアロ」初登場作品。「ポアロ」=「熊倉一雄」「ヘイスティングス」=「富山敬」の声が脳内を駆け巡っていました。やはりクリスティーは面白いですね2016/07/02

いっちゃん

18
死ぬまでに読むべき1000冊…のコミュニティに参加させてもらったので、まずはアガサ・クリスティから。多分アガサ・クリスティは三冊目で、ちょっと同じような感じがしてしまった。おもしろかったけど、翻訳があまりに直訳過ぎるのか、へんな日本語の言い回しが多かったのが残念。2015/06/17

kusabi

16
アガサ・クリスティの処女作にして名探偵エルキュール・ポアロ初登場作品。事前にネタバレを含まないレビューをいくつか見ていたのですが、押し並べてそれほど高い評価ではなく、一作目なので~という評価ばかり。それらを踏まえて期待しないで読んだところ、いくつか納得いかないところもありましたが思ったより楽しめたのは嬉しい誤算。解説にありましたが確かに描写力は無いですねこの人(笑)。風景が目に浮かぶどころか空気さえ感じられるコナン・ドイルとは大違い。それでもやはりクリスティ作品は少しずつでもいいから全部読んでみたいです。2016/05/21

Shoko

15
クリスティのデビュー作。第17回G1000イベントにて読了。 心地よく翻弄されて、楽しみました。解説にクリスティは描写力がないという評価、とあったけれど、確かに、情景にしても人物にしても描写は最低限のことしか描かれてない気はしました。でもそれで、謎解きに集中出来るし、人物に関しては誰もが怪しく見えて、良いかも。今日、10月7日は「ミステリーの日」ということで、良い日に読み終わりました(^^)2016/10/07

背古巣

8
アガサ・クリスティーの最初の作品ということです。買ってきたときはそうとは知らずに買って、後で知ったのですが・・・。内容的にはまあまあというところでしょうか。作者の名声とその後の作品の素晴らしさからこれに期待するとちょっと物足りなく感じるでしょう。2014/09/30

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