感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
のっち♬
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            総督に不意に瓦を落としてガレー船漕ぎに追いやられたベン・ハーは復讐を誓う。有名映画に比べてローマ対ユダヤをメッサラ対ベン・ハーに明確に象徴させており、戦車競走の車軸細工はお互い様だったことに驚く読者もいそう。ハー家の財産問題や妖艶なエジプト娘がエステルとの仲に入り込む展開も説得性としても娯楽要素としても読ませる部分。旗揚げに燃える復讐者ベン・ハーの支配願望と救済者キリストの赦しの相剋も鮮明に打ち出されている。南北戦争を経験した米国大衆にとって敬虔と高潔は繁栄と豊かさを達成するための重要な関心事だったのだ。2022/08/24
          
        こうちゃん
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            赤毛のアンの中で、アンが宿題を終えるまで我慢した気持がよくわかって、ドキドキハラハラ、一気に読んでしまうストーリー。大好きな1冊です。
          
        


 
               
               
               
               
              


