新潮文庫 Star Classics名作新訳コレクション<br> このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる ハプワース16、1924年

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新潮文庫 Star Classics名作新訳コレクション
このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる ハプワース16、1924年

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102057056
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

人生って、目を見開いてさえいれば、心躍る楽しいことに出会えるんだね――。「バナナフィッシュにうってつけの日」で自殺したグラース家の長兄シーモアが、七歳のときに家族に宛てて書いていた手紙「ハプワース」。『ライ麦畑でつかまえて』以前にホールデンを描いていた稀少な短編。その死まで続いた長い沈黙の前に、サリンジャーが生への切実な祈りをこめて発表した充実の中短編9編を収録。

内容説明

人生って、目を見開いてさえいれば、心躍る楽しいことに出会えるんだね―。「バナナフィッシュにうってつけの日」で自殺したグラース家の長兄シーモアが、七歳のときに家族に宛てて書いていた手紙「ハプワース」。『ライ麦畑でつかまえて』以前にホールデンを描いていた稀少な短編。その死まで続いた長い沈黙の前に、サリンジャーが生への切実な祈りをこめて発表した充実の中短編九編を収録。

著者等紹介

サリンジャー,J.D.[サリンジャー,J.D.] [Salinger,J.D.]
1919‐2010。ニューヨーク市生れ。’40年に短編「若者たち」、’50年「エズメに―愛と汚れをこめて」(O・ヘンリー賞)を発表。’51年『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を刊行し、一躍脚光を浴びる。’53年『ナイン・ストーリーズ』刊行の後、ニューハンプシャー州コーニッシュに隠遁した。’65年6月、ニューヨーカー誌に「ハプワース16、1924年」を発表以後、沈黙を守り続けた

金原瑞人[カネハラミズヒト]
1954(昭和29)年岡山県生れ。翻訳家、英文学者。法政大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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aika

35
『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる』こんなにおどけた題名が、取り囲むあまりにも辛い現実から目をそらそうとする精一杯のユーモアであることの哀切で、眼に涙が浮かびました。ホールデンたちの突飛な言動にクスッと笑ったその刹那、侘びしくなって泣けてくる。そんな『キャッチャー』を読んだ時の心をぎゅっと掴まれる感触が、確かにこの短編集にも存在しています。「ハプワース」は、あまりのとめどなさに理解が追いつきませんでした。ノルマンディー上陸作戦に従軍したサリンジャーの心情の、散りばめられた哀しみが、切々と感じられます。2024/10/31

coldsurgeon

11
50年ぶりにサリンジャーの作品集を読んだ。子供や10代20代の若者を登場人物として描くことが多い作家だが、この作品集は、読んだことはなかった。高齢者の視点からは、はるか昔の感覚を呼び起こすような気分だ。特に最後の短編は、段落そのものが長いこともあり、読みづらかった。しかし、彼の、当時の若者文化の勃興への憧憬を強く感じる作品だった。投げ出すことなく、最後まで読み終えることが出来た。2025/04/25

ひと

7
短編集。「ライ麦畑」のホールデン少年とまた会えるとは思いませんでした。最初の6編がホールデンと兄ヴィンセント中心の話し。「ハプワース」は分かりにくく、読むのがつらいと思っていたら解説もそう書いてあったので安心しました。2024/12/21

geromichi

7
難解でもなんでもなく、笑えて面白い短編ばかりでした。サリンジャーを好きだと意識したことはないが、サリンジャーの作品はいつも面白かった。関係ないけれど、ベンジーのライブに行く電車でこの本を読んでたら、「SALINGER」を演ってくれた。2024/10/25

宗蓮

5
自分が遺書を書くとしたらどんなんかな?そもそも自死なんて根性ないから書くところが想像出来ないが。つまり、そう、堂々巡りかな。でも謝罪が8割だろうな。シーモアの手紙でこの内容に普段から意識しないで良いと言ってるのが印象的。あと色々なクソ(ヘソ)曲がり()昔読んだけどやっぱりムズいとかとは違うナンカイさがあるし、共感性羞恥とちょっと近いアレコレ。共感ってやつは都合がいい幻想というか妥協点だよね。明日には忘れてると思う。でも思い出すかな。ごめんなさい2024/12/06

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