出版社内容情報
花菱家が封印した記憶。垣本順子の過去。すべてが明かされるとき、英一は……。あらゆる世代の胸を打つ感動の物語、完結。君の涙を、忘れない。感動の物語、完結。花菱英一の父親が家出した。理由を問う息子に対し、祖父危篤の連絡が発端となって、縁を切った実家に行くかどうかで母親と大喧嘩をした、と弁明する秀夫。夜風を浴びながら、二人は生家と断絶する契機となった七年前の出来事、妹・風子の死について語り合う。そうした中、今度は垣本順子の抱える過去と問題が明らかになる――。青春。恋愛。家族。あらゆる世代の胸を打つ感動の物語。
宮部 みゆき[ミヤベ ミユキ]
内容説明
花菱英一の父親が家出した。理由を問う息子に対し、祖父危篤の知らせを受けて、縁を切った大船の実家に行くかどうかで母親と喧嘩をした、と弁明する秀夫。夜風を浴びながら、二人は生家と断絶する契機となった七年前の出来事、妹・風子の死について語り合う。そうした中、今度は垣本順子の抱える過去と問題が明らかになる―。青春。恋愛。家族。あらゆる世代の胸を打つ感動の物語。
著者等紹介
宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960(昭和35)年、東京生れ。’87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。’89(平成元)年『魔術はささやく』で日本推理サスペンス大賞を受賞。’92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞を受賞。’93年『火車』で山本周五郎賞を受賞。’97年『蒲生邸事件』で日本SF大賞を受賞。’99年には『理由』で直木賞を受賞。2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞、’02年には司馬遼太郎賞、芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)を受賞。’07年『名もなき毒』で吉川英治文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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