新潮文庫<br> ウロボロス ORIGINAL NOVEL タツヤ篇

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新潮文庫
ウロボロス ORIGINAL NOVEL タツヤ篇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 220p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101800202
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

殺されたヤクザ、容疑者は段野竜哉!? 破門され身内に追われる竜哉が、イクオとともに真相を暴く。イクオ篇と対になる一作!

段野竜哉、破門される! 月下の少女の真相は? 刑事イクオが追うある少女が起こした殺人事件でタツヤは犯人にされ、身内(ヤクザ)に追われる身となる。少年時代を過ごした養護施設まほろばで、最愛の先生を殺され、証言を警察にもみ消された二人は、事件の真相を握る「金時計の男」を探して警察とヤクザの秘密の協力関係を結んでいた。秘密と相棒を守りつつ、事件と少女の闇を暴くことはできるのか――? 二匹の龍(ウロボロス)が絡み合う事件、タツヤ篇。

内容説明

刑事イクオが追うある少女が起こした殺人事件でタツヤは犯人にされ、身内に追われる身となる。少年時代を過ごした養護施設まほろばで、最愛の先生を殺され、証言を警察にもみ消された二人は、事件の真相を握る「金時計の男」を探して警察とヤクザの秘密の協力関係を結んでいた。秘密と相棒を守りつつ、事件と少女の闇を暴くことはできるのか―?二匹の龍が絡み合う事件、タツヤ篇。

著者等紹介

杉江松恋[スギエマッコイ]
1968(昭和43)年、東京生れ。慶應義塾大学文学部卒。文芸評論家、書評家、作家。日本推理作家協会および本格ミステリ作家クラブ会員。翻訳ミステリー大賞シンジケート管理人

神崎裕也[カンザキユウヤ]
熊本県生れ。漫画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

21
ヤクザとなったタツヤの話。イクオ編と同時進行で話が進むがイクオ編からタツヤ編の順で読んだ方が面白いと思う。これは続編があるのだろうか?サクッ軽く読めました。2019/08/22

チョコモカ

11
イクオ編に続いてタツヤ編。ドラマでは、インテリヤクザのスタイリッシュな面が描かれていた。でも、本当は組のしのぎと自分が成り上がる為に、人の命も何とも思わない謀略の世界。その中で、体力と知力の限りを尽くして、目的の為に生き残ろうとしているが、人間としての誠実さは失っていないので、魅力的だ。生きる世界が違うので、簡単に比較出来ないが、イクオか竜哉かと聞かれれば竜哉だな。2015/03/16

さみ~

8
こちらもとても面白く読めました。そして、先にイクオ編を読んでいたからでしょうか、話がリアルに感じられて、ワクワクしながら読めました。イクオとは違い、一見冷淡だけど、仲間に対して、特にイクオに対して情に厚いタツヤの姿が恰好良かったです。この2人がこの後、どのようにターゲットを追い詰めていくのか、事件の中で出会った瞳の存在がどのように絡んでいくのか、気になることだらけです。漫画も合わせて読んでみたいと思います。できれば小説版の続きも読みたいです。2015/01/22

退院した雨巫女。

7
《私ー図書館》タツヤ君、罠から、逃げられてよかったなあ。しかし、復讐を遂げられるのは、いつになるのかなあ。2015/10/21

ネズミ

6
面白かった。ぜひ続きを出して欲しい笑2016/05/07

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